大阪府教育委員会は27日、府立支援学校に勤務する2人の教諭に対する、懲戒処分内容を公表した。
生徒を無断撮影
府教委によると、同じ支援学校に勤務する男性教諭(35)と女性教諭(29)は、2022年4月~23年2月までの間、私物のスマホで、生徒を複数回にわたって無断撮影。

それらの写真を、互いにSNSを通じて、送り合っていた。
生徒の顔をゴリラに…
また、写真の一部は加工し、生徒の顔にゴリラの写真を貼り付け。

昨年12月、府の公益通報窓口に、2人の行為に関する通報が入り、今回の事案が発覚した。
学校の聞き取りに「女性教諭を笑わせたいと思った」と男性教諭。
一方、女性教諭は「便乗して楽しんでしまった」と語った。
停職の懲戒処分
府教委は、男性教諭は停職3か月、女性教諭に対しては停職1か月の懲戒処分とした。

また、府教委は「信頼回復に向けて、服務規律の徹底を図る」などとコメント。