広島市教育委員会は10日、市立小学校に勤務する男性校長(59)を、懲戒免職処分とした。
計26回現金引き出し
市教委によると、校長は県内の小学校教員らが所属する「広島県小学校教育研究会」の会計担当。
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その預金口座から、昨年5月~9月にかけて、113万7,993円を引き出し横領した。
最初は30万円を、その後は小分けにして、計26回現金を引き出していた。
「パチンコや競輪に使った」
市教委の聞き取りに「パチンコや競輪に使った」と校長。
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なお、横領した全額を返還したため、研究会は校長を刑事告訴しない方針。
広島市教育委員会は「市民の皆さまに深くおわび申し上げます。教職員の規律の徹底を図り、再発防止に取り組みます」とコメントした。