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菊池日菜子×小野花梨×川床明日香 映画『長崎―閃光の影で―』8/1(金)全国公開 小野は「目を背けたくなるような映像が、現実にあった」


1954年を舞台に、原爆投下直後の長崎で被爆者救護に尽力する若き看護学生の奮闘を描いた映画『長崎―閃光の影で―』が、アークエンタテインメントの配給で8月1日に全国公開されることが決定しました。物語は、郷里に戻った田中スミ、アツ子、ミサヲが、原爆により壊滅的な被害を受けた長崎で懸命に人命救助に励む姿を描きます。キャストの菊池日菜子らは、あの日々を伝えることの大切さとその重責を語り、80年後の未来に向けて戦争の記憶を風化させない決意を示しました。この映画は、戦後の歴史を振り返り、次世代へのメッセージとしても重要な作品とされています。

1954年・夏、原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生の少女たちの“青春”を描く映画『長崎―閃光の影で―』。

アークエンタテインメントの配給にて、8月1日(金)に全国公開することが決定した。

焼け野原となった故郷

空襲による休校のため、長崎に帰郷してきた看護学生のスミ、アツ子、ミサヲ。

1945年8月9日11時2分、長崎市に原爆が落とされたことで、家族や恋人と過ごす彼女たちの日常は一変する。

地獄絵図と化した街で、救える命より葬る命の方が多くても、彼女たちは未熟ながら看護学生として、人として使命を全うしようとする。

焼け野原となった故郷で、彼女たちは何を見、何を感じ、何を思ったのか。

キャストコメント(全文)

菊池日菜子(田中スミ役)

どれだけ資料を読もうとも、どれだけ想像を膨らませようとも、当時に辿り着けない不安と闘う日々。

これまでのお芝居で得た経験のどれにも、安心できる材料はありませんでした。

そんな中で自分にできることは考え続けること。

役者としてではなく一人の人間として在るべき時間を過ごすことができた、スミとしての記憶を丁寧に大切に抱えていたいです。

松本監督をはじめ、映画『長崎-閃光の影で-』に関わる全ての方々への感謝と敬愛を込めて、これからを精一杯生きていきます。

終戦から 80 年が経つ 2025 年の夏。

私たちが生きた 1945 年の夏をぜひ劇場で観ていただきたいです。

小野花梨(大野アツ子役)

戦後80年。

この80という数字がどこまでも大きくなっていくようにと願いを込めてこの作品に関わらせていただきました。

目を背けたくなるような映像が、現実にあったという事実に向き合いながら今自分が生きていることの意味を考え続けるような日々でした。

川床明日香(岩永ミサヲ役)

この作品に参加することは大きな責任を伴うとともに、私にしかできないものでもありました。

撮影中、ミサヲに心を託す瞬間に出会えたように思います。

役者としてこの瞬間に出会えたことは幸せでしたが、ミサヲとして感じた想いは誰にも感じてほしくないとも思いました。

この作品が私たちの今と未来について考えるきっかけとなりますように。

©2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会

公式サイト:nagasaki-senkou-movie.jp

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