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生徒をだまし『検定料』使い込み 県立高校教諭(33)逮捕 「合格通知が届かず」事件発覚!


愛知県警は、2023年11月に半田農業高校で勤務していた男性教諭が『ビジネス文書実務検定』の受験料16万円のうち約10万円を横領したとして逮捕しました。教諭は196人分の受験料を受け取ったが、74人分しか試験事務局に支払わず、残りの生徒には試験用紙をコピーして使用させたことで、この不正が発覚。事件発覚の発端は合格点に達していた61人の生徒が合格通知を受け取らなかったことです。県教育委員会は、これらの生徒に対して救済措置を求め、主催団体から認められました。逮捕された教諭については、厳正な処分を検討するとしています。

愛知県警は14日、県立安城農林高校に勤務する男性教諭(33)を逮捕した。

約10万円横領

県警によると、教諭は2023年11月、当時勤務していた半田農業高校の生徒から集めた『ビジネス文書実務検定』の受験料16万円のうち、約10万円を横領した疑い。

(画像:イメージ)

教諭は、試験事務を担当していたが、196人分の受験料を受け取った上で、74人分は試験を運営する事務局に支払った。

浅はかな偽装工作

そのため、74人の問題用紙と解答用紙は届いたが、残りの生徒については、教諭がコピーをしてテストを受けさせていた。

(画像:イメージ)

その後、合格点に達していた61人に合格通知が届かず、事件が発覚。

警察の調べに、教諭は「間違いない」と容疑を認めている。

救済措置で合格

愛知県教育委員会は「合格点に達していた生徒については、主催団体に救済措置を求めた結果、認められた」。

また「逮捕された教諭については、厳正な対応を検討していく」とコメント。

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