山と溪谷社は、『レンズ越しの羽生結弦 神カメラマンが見た絶対王者』(著／田中充、写真／小海途良幹)を、12月17日に発売する。
スポーツノンフィクション
本書は、羽生結弦さんを「被写体」として追い続ける、スポーツニッポン新聞社の小海途良幹カメラマンに焦点をあてたスポーツノンフィクション。
「定型」と呼ばれる従来の報道写真とは一線を画し、みずみずしい感性で表現される小海途カメラマンのフィギュアスケート写真、色合いの工夫やレンズの選択など。
試行錯誤の末に生み出した「小海途ブルー」は、羽生さんの持つ透明感を最大限に引き出し、ファンの間で絶大な支持を得ている。
「目に見えているものがすべてではありません」
羽生さんは「小海途さんは、被写体の内面を撮ろうとしてくれるカメラマンです」と語る。
「羽生さんが表現している世界は、目に見えているものがすべてではありません」。
また「目に見えていないものまで想像し、解釈しながら写していくことで初めて撮影できたことになります」と取材で熱く語る小海途カメラマンは、羽生さんのどこに魅せられたのか。
小海途カメラマンの貴重な証言と美しい写真を通して羽生さんの神髄に迫る、スポーツライター・田中充さんによる渾身のノンフィクションだ。
