大阪府教育委員会は24日、府立高校に勤務する男性教師(54)を、減給1か月の懲戒処分にしたと発表。
トレンドニュースキャスター取材班は、府教委に詳細を聞いた。
不適切発言連発
府教委によると、男性教師は今年4月に府立高校に赴任。
授業中に、何の脈略もなく、いきなり風俗店やラブホテルの話を始めた。
また、「教室の前には、女子が居る方が華やか」など、意味不明な発言も。
計31人が教師へクレーム
さらに、教師がお気に入りの女子生徒1人を、「ちゃん付け」で呼ぶようになった。
授業中にほかの生徒から、この女子生徒が好きか問われた教師は「好きだ」と発言。
当該女子生徒に対しては、「16歳になったら結婚できるよね」などと、生徒が嫌がる言動を行った。
教師の問題行動を受け、高校は約200人への全校生アンケートを実施。
生徒からは「ちゃんとした授業をやってほしい」、「セクハラ発言が多い」など、計31人からクレームが寄せられた。
教師の大いなる勘違い…
教委の聞き取りに、「生徒から笑いをもらい、人気が得られると思った」と教師。
しかし、教委が調査したところ、授業が盛り上がっている様子はなかった。
また、「女子生徒は挨拶をきちんと返してくれるため、親しみを感じていた」と教師。
一方、女子生徒は、教師に対して親しみを感じていなかったという。