京都府警は、京都橘高校の男子サッカー部員2人を、女子高生への性的暴行容疑などで逮捕。
2人は、事件後にサッカー部を自主退部した。
カラオケ店で性的暴行
府警によると、16歳と17歳のサッカー部員2人は、6月10日夜、知り合いの女子高生とカラオケ店へ行った。
その際、個室で女子高生に対して、腕を押さえつけて性的暴行を加え、さらに不同意性交に及んだ疑いが持たれている。
2人は先月25日に逮捕され、京都地検は5日、家庭裁判所に送致した。
校長が謝罪
京都橘高校の安田文彦校長は、ホームページ上で「被害者の方、ご家族の方には本校として心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
また、「事実関係が明らかになりましたら、厳正に対処してまいります」。
さらに、「本校の生徒が心理的な不安や落ち込みなどを受ける状況に対応するため、スクールカウンセラーの増員などにより生徒たちの心のケアにしっかりと取り組んでまいります」などとコメント。
全国大会で準優勝の実績
京都橘高校サッカー部は、全国高校選手権に10回出場し、2012年度は準優勝した。
プロ選手も多数輩出。
また、陸上部も強豪で、同校出身者が今年の日本選手権で優勝している。