俳優の中村蒼が、フジテレビ2024年7月期の新ドラマ『ギークス/GEEKS』(仮)〈毎週木曜22:00~22:54放送〉に、熱血刑事役で出演することが決定した。
中村蒼インタビュー
Q.今作のオファーを受けた時の思いや、台本を読んでの感想をお聞かせください。
余白のある作品だなと思いました。
昨今、伏線や考察で視聴者を巻き込んだドラマや、0から100まで表現して提示するものが多い気がしています。
もちろん、そういう作品の素晴らしさもあると思うのですが、時には余白があって観ている人達の置かれている環境によって答えが変わる様な作品もあって良い気がしています。
まさに、今作はそのようなドラマだなと思いました。
ただそれをシリアスに描きすぎず、登場人物の会話でポップに緩く表現していて多くの世代に楽しんで頂けるはずだと脚本を読んで思いました。
Q.すでに撮影に入っていますが、芹沢という役をどのように演じようと心がけているでしょうか。
芹沢は正義感が強く仲間想いな人間です。
周りからは”昭和の刑事”や”ブラックな働き方”などと揶揄(やゆ)されていますが、登場人物が危機に陥ったり不安に駆られた時などは、芹沢の人間力の高さが周りを支えます。
なので周りに振り回されることが多い芹沢ではありますが、人間的な強さを表現できる様に心がけています。
Q.視聴者の皆様へのメッセージをお聞かせください。
純粋に楽しく観てほしいです。
刑事ドラマではありますが、個人的にはクスッと笑えるシーンが幾つかあり脚本を読みながらニヤッとする事が多々あるので、視聴者の皆さんにも同じ様に感じてもらえたらなと思います。
さまざまな人間関係がある中で自分の好きな様に働く事は大変だと思いますが、どこか人間として難がある今作の登場人物が補い合い事件を解決して、自分の時間を大切にして生きていく姿を観て、皆さんが1週間を乗り切るエネルギーに変えて頂けたら幸いです。