福島・相馬地方広域消防本部は、後輩職員に掃除機を投げつけた消防司令補の男性(44)を、停職6か月に。
また、後輩に現金10万円を要求し、実際に受け取った消防司令補の男性(42)を懲戒免職にした。
暴行・暴言の数々
消防本部によると、男性職員(44)は、まず2016年度に後輩職員に掃除機を投げつけた。
その後も、後輩にヘッドロックをかけ、頭や肩を殴る暴行を繰り返した。
さらに、毎日のように「使えない」、「やめろ」、「お前ができないのは両親の育て方が悪い」などの暴言を、後輩に浴びせた。
現金10万要求
また、男性職員(42)は、救助訓練の指導をしたお礼として、現金10万円を後輩職員に要求し受け取った。
2023年5月には、後輩の尻を蹴り上げる暴行。
「穴開けちまうぞ」と言いながら、後輩の頬にドリルの刃を向けたこともあった。
『暴行消防本部』状態
なお。この消防本部では、後輩職員への暴行が横行。
先月には、拳で後輩の口の中を出血された消防司令(51)が、停職3か月に。
また、日常的に後輩の肩を殴っていた消防司令(50)が、停職1か月になっている。
なお、被害者の中には、精神的ストレスで病気休職に追い込まれた職員もいる。