北海道の北星学園余市高校で、2年生の生徒3人が大麻を複数回吸引し、退学処分になっていたことが分かった。
トレンドニュースキャスター取材班は、校長から詳しい話を聞いた。
インターネットで購入
高校によると、寮生活をしていた男子2人と女子1人の生徒が、昨年5月~9月ごろ、余市町内の海岸で、大麻を複数回吸引。
吸引したうちの1人が、大麻をインターネットで購入していたという。
「事件としては扱えない」
今堀校長は、トレンドニュースキャスターの取材に「数千円で手に入るものを、少量購入したようだ」と話す。
また、「売買目的はなかった」と校長。
学校は、今月24日に余市署に通報したが、「大麻の現物がないため、事件としては扱えない」と言われたそうだ。
学校の聞き取りに、生徒たちは「気を紛らわすためだった」などと話した。
約170人の生徒が在籍中
北星学園余市高校は、1988年から全国の高校中退者や、登校拒否の生徒を積極的に受け入れた。
また、元ヤンキーの卒業生がこの学校に戻り、教師として活躍した姿が、テレビドラマ化。
現在、余市高校には、3学年合わせて、約170人の生徒が在籍している。