滋賀県守山市の中学校に在籍していた元生徒が、いじめがあったと誤認され、その後自殺未遂を図っていたことが、守山市教育委員会などへの取材でわかった。
トレンドニュースキャスター取材班は、教委の担当者から詳しい話を聞いた。
いじめを教員が誤認
守山市教委によると、元生徒は2019年7月に別の生徒をいじめたと男性教員2人から指導を受けた。
なお、このいじめに関しては、教員側の誤認だった。
元生徒側は、その際に「お前みたいな人間を最低な人間って言うんやぞ」などと言われたと訴えている。
教員は発言を否定
教委の担当者は、トレンドニュースキャスターの取材に「元生徒が訴えている発言については、教員が否定している」と話す。
当時の指導内容については、学校側で記録を取っていたという。
保護者からも教委などへ訴えがあったため、2021年11月に、学校から当時の記録が教委へまとめて提出されているそうだ。
なお、元生徒は2021年2月にうつ病などと診断され、その後自殺未遂を図ったという。
教委は「謝罪を受け入れてもらえない」
教委担当者は「元生徒と保護者には謝罪をしているが、受け入れてもらえない。引き続き受け入れてもらえるように対応していく」と語った。
なお、本日午後4時半から、教委による記者説明会が開催される予定だ。