福岡県警は28日、福岡市内の公立中学校に勤務する野上勝史教諭(48)を、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕した。
「性的衝動があり興味があった」
福岡県警によると、野上容疑者は昨年10月に、県内に住む当時14歳の女子中学生に3万円を渡し、福岡市内のホテルでみだらな行為をした疑い。
女子中学生の母親が警察に相談し、その後の捜査で野上容疑者が浮上した。
警察の調べに野上容疑者は、「性的衝動があり興味があった」などと話しているという。
教育長は「厳正に対処」
福岡市教育委員会の担当者は、トレンドニュースキャスターの取材に「教諭が逮捕されたことは、今朝、報道機関からの問い合わせで知った」と話す。
また、「現在知り得ていることは、警察が発表していることのみ」と語った。
なお、福岡市の石橋教育長は「綱紀粛正を図っていた中、このようなことを起こしたことは誠に申し訳なく、極めて遺憾であります」。
「児童・生徒や保護者をはじめ、市民の皆さまに深くお詫び申し上げますと共に、事実関係を把握の上、厳正に対処いたします」とコメント。