来週9日(金)に、いよいよ公開を迎える『夜明けのすべて』。
1日には、スペシャルイベントが開催され、松村北斗、上白石萌音、三宅唱監督が登壇した。
客席は同僚同士が集結
客席を埋めたのは、同じ職場の同期、先輩、後輩など様々な関係にある同僚同士。
パニック障害を抱えたことで人生が一変する山添くんを演じた松村は「隣りにいるのは仲のいい同僚ですか?気まずい方もいらっしゃいますか?」と笑わせた。
また、「隣りにいる同僚を素敵に思う様な、そんな映画になっています」と呼び掛け。
PMSによって月に一度イライラが抑えられず、感情を抑えられなくなってしまう藤沢さんを演じた上白石は「今日は仕事のことを忘れて…と言いたいところですが、お隣に同僚がいたら仕事のことは忘れられないと思いますので、仕事のことを強烈に意識しながら楽しんでくださいね!」とユーモア交じりに挨拶した。
理想の職場はSixTONES
本作は“栗田科学”という職場を舞台に、生きづらさを抱える山添くんと藤沢さんが、特別な関係を紡いでいく物語。
理想の職場について聞かれた松村は、自身が所属するグループSixTONESを挙げて「僕はいつも“いい職場に当たっている”という表現をしていて、いつまでもやっていられるような安心感があります」。
さらに、「6人がいるところに行くのが楽しみで、このグループが理想の職場」とグループ愛を語り、「すみません、自慢をしてしまって」と照れていた。
このノロケに上白石も、「現場でもメンバーのお話をされていて。お好きなんだなと思っていました」と納得。
「素直な心のままで…」
最後に松村は「この映画は、僕らが働く栗田科学の同僚たちが住む街が主人公になっている作品です。何も考えず、素直な心のままで観てほしいです」と期待した。
上白石も「栗田科学は理想的職場です。観てくれた皆さんも、映画を観終わった時にはどの職場も栗田科学のようになりえると思ってもらえるはず」。
さらに「人の心の優しさは素敵な輪っかを作っていくものだという映画になっているので、それを受け取っていただきたいです」と呼び掛け、イベントの幕が閉じた。
夜明けのすべて
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2月9日(金)ロードショー
配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース