福島県郡山市は29日、市立の保育所に勤務する20代保育士が、キャバクラで副業していたとして、停職6か月の懲戒処分にしたと発表。
トレンドニュースキャスター取材班は、人事課から詳しく話を聞いた。
月に20万の副業収入
郡山市によると、20代保育士は、2020年4月から2023年8月までの約3年5か月の間、市外のキャバクラに勤務していた。
週に2回の頻度で出勤し、月に平均20万円の収入を得ていたという。
学生時代からキャバ嬢
女性保育士は、2023年8月にキャバクラをやめたが、翌年1月に市へ匿名の通報が入り発覚。
なお、この女性は、2020年4月に市の保育士になったが、それ以前の学生時代から、キャバクラに勤務していた。
人事課の聞き取りに「やめなければいけないとわかっていたが、引き止められてやめられなかった」と女性保育士。
また、副業収入に関しての確定申告は、行っていたという。
女性は依願退職
市は、地方公務員法の信用失墜行為の禁止と、営利企業への従事等の制限に違反していると判断。
女性保育士を、29日付けで停職6か月の懲戒処分とした。
なお、この女性は同日付けで依願退職。
人事課は、トレンドニュースキャスターの取材に「このような事態が発生したことは重く受け止め、改めて全職員に指導を徹底して、再発の防止と信頼の回復に努めて参ります」と語った。