デビュー20周年のタイミングで、俳優・松岡茉優が初の著書『ほんまつ』を上梓。
今回は、松岡のスペシャルインタビューをお届け。
お手頃な金額にしたい
無類の本好きである松岡のこだわりが詰まった『ほんまつ』。
「学生さんにも手に取ってほしいという気持ちが強くあったので、できるだけお手頃な金額にしたいというお話を最初にさせていただきました」。
「スタッフの皆様が検討し、頑張ってくださって、値段が抑えられたことにとても感謝しています」 と、制作に携わった関係者にお礼を述べた松岡。
等身大の自分
表紙には、映画『桐島、部活やめるってよ』(12年)で出会い、その後も、ドラマ『初恋の悪魔』(22年)、映画『愛にイナズマ』(23年)といった作品で共演している俳優・仲野太賀が撮影した、松岡のふとした表情の写真が使用されている。
松岡は「表紙の写真は本のイメージになるものだから、なるべく素の私のような一枚がいいなと思っていて。表紙に決まったバスのお写真は、等身大の自分だなと感じ、使用させていただきました」と話す。
二人で吉祥寺を歩き…
また、「仲野太賀さんが撮影してくださった写真たちは、メイクさんとスタイリストさんにロケバスで待ってもらって、私と太賀の二人で吉祥寺を歩き、撮っていったものです」。
さらに、「頭が椅子に当たって髪の毛が盛り上がってしまっている箇所なんかは、メイクさんからしたら直したかった箇所かもしれないけど、二人で回ったからこその切り抜きだなと、好きな写真です」と撮影当時を振り返った。
私の写真をどーんと
なお、11月30日まで代官山 蔦屋書店で、『ほんまつ』の中から松岡自身が厳選したカット10点に、未公開アザーカット4点を加えた14点を展示した写真展が開催中。
最後に松岡は「皆様が新しい本との出会いを求められたり、ほっとお茶を飲みに来られる代官山 蔦屋書店に、私の写真をどーん、と展示してくださっていることには、お邪魔しています、という気持ちなのですが」。
「尾身沙紀さんに引き出していただいたお写真は、いつもの私とはちょっと違って、とても素敵なお写真になっているので、タイミングが合いましたらぜひ見にきていただきたいです」と語った。