普段、特に若手医師は、忙しくてなかなかゆっくりとできる時間をとりにくい。
それでも少しの楽しみを見つけて、日々生活を送っているのも事実だ。
今回は、医師の息抜きの仕方について紹介する。
おいしいご飯を食べる
まず楽しみのひとつが、おいしい食事をすることだ。
医師以外でも同じように、食べることが好きな人は多いだろう。
医師の場合、朝食や昼食はコンビニですませることが多い。
いつも同じような食事内容になるため、飽きてしまう。
美味しいかどうかよりも、とりあえずお腹にたまれば良いと考えるのだ。
そのため、たまにある休みの時などにはちょっと贅沢なご飯を食べたくなる。
また、遅くに仕事が終わっても焼肉などにも行きがちだ。
飲み会
他の業界もそうかもしれないが、医師は飲み会が多い。
先輩に誘われたら、基本的には断れない。
同僚同士で飲みに行くことも多い。
また、コメディカル(医師・歯科医師以外の医療に携わる人達)と、飲み会をする場合もある。
ある程度金銭的に余裕があることや、一般的に夜遅くまで仕事をしていることが原因だ。
仕事が終わると、すでに午後9時~10時ということも多い。
そのような時は、自分でご飯を作る元気もない。
そして開いているお店と言えば、チェーン店か居酒屋くらいである。
栄養バランスも考えれば、居酒屋で少し飲みつつ野菜なども食べることになる。
旅行
どこの病院でも、最近は夏休み制度がある。
5〜7日程度、まとまった休みが取れることが多い。
逆に年末年始は、病院業務や帰省したりなどでゆっくり休めない。
そのため、一年に一度だけ長期休暇が取れるのだ。
夏季休暇と言えども、7月や8月に限らず、10月ごろに取れる場合もある。
この時期に旅行するのを楽しみにして、普段頑張って働いている医師も多い。
人それぞれだが、ゆっくりと過ごせるリゾート地やヨーロッパ、アジアなどの海外、避暑地などが旅行先に選ばれる。
何かを楽しみに…
医師も他の人と同じく、何かを楽しみに仕事を頑張っている。
普段なかなか休みは取れないが、その分おいしい食べ物・飲み会・長期休暇の旅行などを楽しみにしているのだ。
執筆者:あやたい
医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。
日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。