フクロウは繁殖期になると、オスがメスに対して羽根をプレゼントすることで、求愛行動を示すことがある。
自分の美しさを示すことで、相手に自分の魅力をアピールし、繁殖のためのパートナーを引き付ける行動と考えられている。
そんな「プロポーズ」を、飼い主にするフクロウが、SNS上で話題を呼んでいる。
1,100万表示突破
ペット系インフルエンサーのげんさんは、「羽をプレゼントしてもらいました」と動画付きで投稿。
この投稿は、すでに11万以上のいいねを獲得し、1,100万表示を突破している。
求愛行動は毎日!?
げんさんは、トレンドニュースキャスターの取材に「羽根プレゼントは、たまにするが今回は久しぶり」。
「ただ同じ求愛行動で、餌の肉をプレゼントするということがあるが、そちらは毎日してくる」と話す。
マイペースな性格のフクロウ
大型のフクロウ「ガルー」は、オスの7歳で、体長約50cm。
げんさんは、生後3週のころから、ずっと飼い続けているという。
「自分から近づいてきたかと思えば、こちらが近づくと逃げたりするマイペースな性格」。
「飼い主の私には年中求愛をしてくるが、私以外の人が近づくと威嚇や飛びかかることもある」とげんさん。
ウズラやマウスを1日2回にわけて、餌として与えているそうだ。
愛情深い一面も…
SNS上では「とっても愛されていますね!」、「羽根を渡したら、去っていくところもかわいい」、「げんさんがパートナーとして信頼されている証し」などといった声があがっている。
大きな反響になっていることについて、げんさんは「猛禽(きん)類のフクロウは、どう猛なイメージがあるかもしれないが、愛情深い一面もあると知ってもらえたら嬉しい」と語った。
(取材・文 小野貴弘)