時代小説の大家・池波正太郎の生誕100年を記念し、二部作で製作された映画『仕掛人・藤枝梅安』。
第一作公開の3日から、東京、大阪、京都、岡山、名古屋で【舞台挨拶ツアー】を実施した。
各地の劇場で、映画ファンへ本作公開の喜びを伝えたキャスト陣が、11日に再び、東京・丸の内ピカデリーと新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。
地方で逆おもてなし
舞台挨拶に登壇した豊川悦司と片岡愛之助、河毛監督、宮川エグゼクティブ・プロデューサーは、観客へ来場の御礼を、ひと言ずつ言葉にした。
その後、MCの中井美穂(フリーアナウンサー)より、公開後、舞台挨拶ツアーで訪れた各地での作品の反響について質問が…。
豊川は「本当にこの映画を気にいっていただけたことが伝わってきて、内心ほっとすると同時に嬉しく思いました」。
「地方の劇場はお客様との距離も近く、本来はこちらがおもてなしをする立場ですが、逆におもてなししてくださって、とても嬉しかった」と語った。
ボーイズラブ的要素
さらに、愛之助も「『梅安と彦次郎のボーイズラブ的要素がいいですね』とおっしゃっていただき、確かにそうかもしれないなと思いました(笑)」と周囲からの反応に感心したことを明かした。
現在出演中の歌舞伎公演で、共演しているキャストからも反響があったそうだ。
愛之助は、「(尾上)松緑さんと(中村)七之助さんも、すごく(本作に)興味を持っていただいていて、『絶対に観に行く』と言ってくださいました。感想を聞くのが楽しみです」と喜びの表情を浮かべた。
登壇者コメント
藤枝梅安役 豊川悦司
ちょうど、公開から1週間。
たくさんの方にご来場いただいて、そして作品を気に入っていただけて、ほっとしています。
また、本日、お越しいただいたお客様も本作を気に入っていただけたら、ひと声ふた声、周りの方に声をかけていただいて、みなさんの力で、ぜひこの映画を盛り上げてください。
彦次郎役 片岡愛之助
本日、ご覧いただいたお客様には「良かった」「楽しかった」と思っていただけましたら、SNSなどでつぶやいていただいて、ご近所の方などにもオススメしていただいて、まだ映画をご覧になっていない方を、映画館に連れて来てあげてください。
その際には、「エンドロールのあと」まで絶対に観てとお伝えもお忘れなく!
この映画を皆さんで育てていただきたいです。