雪国の『優しすぎる秋田犬』にネットはほっこり　「くまさん大丈夫なのかな？」

新潟県長岡アメダスの1月26日午前9時現在の降雪量は、26cm。今冬の降雪累計は、3m38cmとなった。

そんな雪国の優しすぎる秋田犬が、SNS上で話題を呼んでいる。

優しい性格の看板犬

長岡市の小林酒店（@kobasake_tochio）の看板犬優美ちゃん。秋田犬のメスで、現在2歳だ。

飼い主の小林店主の友人の家で生まれて、この酒店へやってきた。

小林さんは、トレンドニュースキャスターの取材に対して、「優しい性格で、いろいろと手伝ってくれる」と話す。

まるで、酒店の荷台を押しているような動画も投稿されている。

「人間のマネが好きなようだ。台車にも雪かきにも興味を示す」と小林さん。

ただ、「実際には台車や雪かきの様子も、足を載せているだけなのですが…」と語った。

今回は、小林さんのいとこの菓子工房に、お散歩に行ったときの様子が投稿されている。

「この工房にくまがあることは、優美も知っている」と小林さん。

しかし、特に遊んだりしたことはなかったという。

小林さんは、「雪に埋もれそうなくまを見て、優美は心配そうにしていた」と話す。

SNS上では、「優美ちゃんが、くまさんの安否確認をしているのかな」、「ほんとうに心配している表情。優美ちゃん優しいね！」、「優美ちゃんは、白い天使」といった声が寄せられている。

また、全国に多くのファンを持つ優美ちゃん。

小林さんは、「実際にファンの方がおやつやおもちゃを持参してくれたり、送ってくれたりして、大変ありがたい」と言う。

また、「看板犬として、売上にももちろん貢献してくれている」と話す。

「田舎にある酒屋なので、都会のように人が殺到することはない。雪の季節は、一人もお客様がいらっしゃらない日も多々ある」と小林さん。

最後に「SNS上の優美を通して、ここ栃尾の街を知っていただくことで、町おこしに少しでも貢献できたら」と語った。

（取材・文　小野貴弘）

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