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芸能人女性の落とし方(58)〜世界に認められた女優・黒木華の謙虚さ〜


 「私はまだ26歳なので、松重さんより、がむしゃらに頑張っていかなくてはならないと思いました」

 4月12日からスタートしたテレビドラマ『重版出来!』(TBS系)の撮影現場で、主演の黒木華は、共演者の松重豊に「何歳になったら仕事が楽になりますか」と尋ねた。すると松重からは「何歳になっても楽にはなれない」と言われ、冒頭の思いへと至ったという。

 その言葉通り、黒木はこれまで、がむしゃらに女優人生を駆け抜けてきた。彼女は2011年に映画『東京オアシス』で映画初出演を果たすと、2012年にはアニメ『おおかみこどもの雨と雪』で声優初挑戦、2013年になると連続テレビ小説『純と愛』(NHK)、古沢良太脚本による人気ドラマ『リーガルハイ』(フジ系)など話題作に次々とレギュラー出演し、その知名度を上げていく。

 その後、映画『小さいおうち』では第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞。日本の女優では史上4人目であり、23歳での受賞は日本人最年少だった。そんな偉業を達成しながらも、彼女はインタビューで謙虚な姿勢を貫き続けた。

 「私がトップに立ったのではなく、作品が評価されて、この賞を受賞できたと思っています。私は地道に頑張らなきゃなと思います」

 とはいえ彼女は、輝かしい受賞歴だけでなく、確実に選ばれし素質を“持っている”女優だった。それを実感させたのが、4月9日に放送されたバラエティ番組「オールスター感謝祭」(TBS系)でのことである。番組の中で、競技用のアーチェリーを使って、その点数を競い合うという企画に挑戦した黒木は、大勢の芸能人が見守るという尋常でないプレッシャーの中、見事、難度の高い中心を打ち抜いたのだ。それは他の俳優、女優らが誰も到達出来きなかった記録で、彼女はダントツの優勝となった。

 これほどの才能を持っていながら、謙虚な姿勢を忘れない黒木華。そんな彼女なら、街でポケットティッシュを渡されても、無視せず受け取ってしまうに違いない…。そこにこそ彼女を落とす糸口はある。

 まず100均でポケットティッシュを買ったら、そのサイズに当てはまる、イラストをフォトショップで制作しよう。そして『ここにスマホをかざせば、1億人の中から選ばれし運命の人に出会えるよ〜!』という文字と、自分のQRコードを貼り付けた絵を印刷し、ティッシュの表面に挟むこと。

 あとはこれをアルバイト員を装って黒木に手渡すだけである。女性は運命という言葉に弱く、心が動きやすい。なので彼女も、ふとした時に受け取ったティッシュを眺め、そのQRコードにスマホをかざしてしまうはず。つまりそのコードを自分のLINEなどに繋がるようにしておけば、ごく自然にメル友になることができ、そこから関係を深めていくことが可能となるのだ。

 顔は知っているけれど、なかなか声をかけられない。そんな時に便利なのがポケットティッシュ。世のナンパが苦手な男性は、皆この方法で、幸せを掴んでいるのである。

(文・柴田慕伊)

【参考】
・「オールスター感謝祭」 2016年4月9日
・ムービーコレクション 2014年 2月 17日
・インターネットTVガイド 2016年4月6日

【記事提供:リアルライブ】
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