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野球拳はNGです! 野球モチーフのアイドル「ベースボールガールズ」を直撃!


 「あなたのハートにクリーンヒット!」をテーマに活動するベースボールガールズ(通称ベボガ)は“野球”をモチーフにしたアイドルユニット。メンバーは水沢心愛(ここたん)、葉月梨花(りかんぬ)、三浜ありさ(ありり)、水戸しのぶ(みとちゃん)、鹿目凛(ぺろりん・ぺろりん先生)、樋口彩(あやぱむ)の6人。今月28日に結成2周年を記念したライブを東京キネマ倶楽部で開催予定で、今後の飛躍が期待される注目の地下アイドルだ。今回はそんなベボガの水沢、鹿目、樋口の3人を直撃。ベボガについて改めてどんなグループなのか話を聞いてみた。

 −−まずはベボガについて簡単に教えてください。

 水沢:都内を中心にライブ活動をしている地下アイドルグループです。隔週で第1第3水曜日に定期公演もやっていて、最近は地方公演も行ったり、全国区のアイドルになることを目標に頑張っています!

 −−「ベースボールガールズ」というのはすごくユニークな面白いネーミングですが、やっぱり野球と深く関わりがあるグループなんでしょうか?

 鹿目:実はグループの名前は会社とか事務所が勝手に決めたものなんです(笑)。わたしたち、野球には全く詳しくないんです。

 −−そうなんですか?

 水沢:もともとあった「ベースボールガールズ」という事務所の企画の中にたまたま入った、という感じなんです(笑)。

 鹿目:「同じ夢をみて」という曲があって、そこで「アウト、セーフ、ラランラ、ラブ」という歌詞があるんです。それはもともと野球拳からとったものなんですけど、それで王道の野球アイドルにしようって話になったみたいです。

 水沢:「ベースボールガールズ」なんだから野球拳しちゃいなよって。でもわたしたちまだ中学生もいたし、そんなことを親が許すわけがなく、結局、そういうのはなくなったんですけど(笑)。野球のこと知らないのに「どうして?」って聞かれるのが今一番困る質問なんです。

 樋口:ユニフォームとかも着なくて、衣装も1着もベースボールの要素が入ったものがないんです。歌うときは基本的にドレス、ワンピース、繋ぎとか(笑)。

 水沢:歌詞とかに野球要素が増えると逆にびっくりするんです。わたしたち、普段バットもグローブも持たずにやっているのにって。最近は野球をモチーフにしたアイドルさんが増えたので、競合しちゃうし、そこまで野球、野球ってならなくてもいいのかなって。

 −−キャリアは2年。実力のほどは? 自分たちではどう分析しているんですか?

 水沢:がむしゃらにやっていますよ(笑)。

 鹿目:ほかのアイドルさんは結構ダンスがうまかったりするんですけど、わたしたちはダンス経験者が2人しかいなかったり、基本的にみんな経験値がそんなになくて…。そこから練習とかをしながらアイドルを目指そうって頑張っている6人なんです。基本的にスキルもまだ全然。今日の3人は特にダンスが下手です(笑)。

 樋口:でも、結構メンバーの個性がバラバラな感じで、そこはいいところだなって思っています。わたしは後から加入したんですけど、入る前にお客さんとして客席から見ていた時にベボガの自然な感じ、作られたアイドルっぽくないところが逆にすごくいいなって。ベボガの表裏がない感じがすごく好きです。

 水沢:あんまり着飾ったりしなくて、素のままでファンの人と接していたりもするんです。そういう部分を大切にしていこうって。

 鹿目:親しみやすいアイドルですよ、わたしたち。

 −−話してみると3人とも意外と控えめそうな印象。普段もいつもこんな感じ?

 水沢:いや、ちょっと違います(笑)。たぶん今日はこうしていろんな人たちに見られながらのインタビューで緊張しているだけです。いつもはもっとうるさいですよ。

 鹿目:わたしが一番楽屋でクールキャラです。

 水沢:賑やかですよ、いつも。

 −−この2年間、どんな活動をしてきたんですか?リリース状況など教えてください

 水沢:わたしたちまだインディーズなんです。リリーブ(リリースライブ)もしたことがなくて…。他のアイドルさんのように頑張って「CDを売ろう!」ってやってきたわけではなくて、1人1枚って感じで、物販で地道にCDを手売りしながら頑張っているんです。今のところ2曲入りのシングルが4枚、6曲入りのアルバムを1枚リリースしています。

 −−将来的にはやっぱりメジャーにいきたい?

 水沢:メジャーデビューはもちろん目標のひとつですけど、絶対にというわけではなくて、きちんと意味のあるデビューならという感じです。

 鹿目:メジャーデビューしてお客さんが離れたなんていうのはちょっと嫌だなって。無理をせず、自然な流れでステップアップしていければなって思っているんです。

 −−今リリースしている曲の世界観はどういうものが多いんですか?

 水沢:曲は結構盛り上がりやすい曲がたくさんありますよ。独特な歌詞やリズムのものが多いです。

 樋口:最近は「カッキーン!」とか野球要素も結構入るようになっています(笑)。

 鹿目:“チャンス”とか“勝利”とか、ポジティブな歌詞が多いです。

 −−将来的にはどんなふうになっていきたいんですか?

 水沢:大きな会場に呼ばれるような存在になりたいです。地方にもいろいろ行っていて、全国の人から、会いに行きたいって思ってもらえるような、そんな全国区のアイドルになりたいです。3月は山口と福岡でのライブも控えているんです。

 鹿目:トップを目指すんじゃなくて、トップじゃないけど安定しているポジションにいたいなって。何年たっても落ち着いたポジションで頑張っていきたいです。

 −−ライブが好きなんですね。将来はどんな会場でやってみたいですか?

 水沢:将来的にはさいたまスーパーアリーナでライブがしてみたいです

 鹿目:家が近いし(笑)。

 樋口:わたしは横浜アリーナでやりたい。日比谷野音とかも憧れます。

 水沢:それぞれ家の近さが重要ですね(笑)。

 鹿目:さいたまスーパーアリーナの前にまずは武道館じゃない?

 −−ベースボールガールズなのに誰も東京ドームとは言わないんですね(笑)。

 3人:(笑)。

 −−メンバー同士、仲はいいんですか? けんかはしない?

 水沢:わたしたち、あんまり他人に干渉しないタイプなんです(笑)。メンバー間でも、同じ空間にいて、あんまりしゃべらない。悪い意味じゃないんです。気を遣わずにいられる関係という意味です。

 鹿目:けんかをするほどエネルギーがないんです。怒りでエネルギーを使いたくない(笑)。

 −−ライブばかりしているとプライベート的には恋も出来ないですね。

 水沢:恋愛はアイドル的にやっぱりタブーですよ! というよりなかなか出会いもなくて(笑)。

 鹿目:芸能を優先してやってきたので、友達も実は少ないんですよ。恋愛以前に人との出会いがあんまりなくて。

 樋口:時間もないし、恋愛には今は興味はないかな。

 −−アイドルをする以外に趣味はないの?

 水沢:家にいるときはお風呂はいるくらいしか時間がなくて。強いて言えば可愛い洋服を買うことかな。

 鹿目:わたしは一人の世界に入るのが好き。映画とアニメが好き。最近はインテリアにもはまっています。

 樋口:わたしは音楽が好きです。寝る前もYOUTUBEを見たり、音ゲーしたり。

 −−今年はどんな年にしたいですか?

 水沢:遠征がたくさんあるので、一回一回チャンスを逃さないように自分たちをアピールしていきたいです。夏はTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL 2016)に出たいんですけど、まだわからないです。TIFに出るのは6人の共通の目標なんです。去年もそれを目標にしていたんですけどかなわくて…。今年こそ実現させたいです。応援よろしくお願いします!

(取材・文:名鹿祥史)

【記事提供:リアルライブ】
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