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口元に“チャック”をした方が良さそうなフジテレビ・亀山社長


 フジテレビ亀山千広社長が27日、定例会見を同局で行った様子を各スポーツ紙などが報じている。

 報道をまとめると、亀山社長は前回の会見で、女優の篠原涼子主演の連続ドラマ「オトナ女子」の視聴率低迷の原因を「(篠原の)イタさが足りない」などと発言したことについて、篠原本人に謝罪したこと報告。

 亀山社長は、「僕なんかがああいう形で演出のことを言ってしまうのは良くないと思って、反省して謝りました」とし、篠原が「座長として頑張ります」と返したことを明かした。

 また、52年続く昼ドラ枠(月〜金曜午後1時25分)が来年3月で終了することが報じられているが、制作の東海テレビの正式発表前にうっかり認めてしまうひと幕も。

 報道陣からの指摘で、東海テレビが正式発表していないことを知ると「失言でした」と苦笑。「調整中ということ」、「何も決まっていない」と慌てて“火消し”する場面もあったという。

 「昔から“リップサービス”が大得意だったが、社長になっても相変わらず。篠原に対する“失言”は波紋を呼び、『あんなこと言われるなら、うちはフジに出さない』と上層部がヘソを曲げてしまった芸能プロもあるようだ。このままだと、さらなる暴言・失言が飛び出してしまいそうなだけに、側近がしっかり口元に“チャック”するなど何らかの対応をした方がよさそうだ」(放送担当記者)

 それでも、亀山社長は1年の総括で、低迷する視聴率について「ずっと勝ってきて、豪腕で、テレビ界をリードしてきたが、豪腕が傲慢に変わってきた。負けている時にできるのは構造改革と意識改革だけ。視聴者の気持ちに寄り添う番組作りを肝に銘じてやっていく」。ようやく、同局が置かれた現状を把握してきた模様。今後、どうやって改革するか、その手腕が注目される。

【記事提供:リアルライブ】
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