starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「男はつらいよ」山田洋次監督が、あらためて渥美清さんの演技力絶賛「あの小さい目が表現豊か」


【写真】「寅さんサミット2026」でトークショーを行った山田洋次監督

「寅さんサミット2026」が31日、「寅さんの街」として知られる、東京・葛飾区の柴又帝釈天などで始まった。イベントは今年で12度目の開催で、11月1日まで2日間実施。映画「男はつらいよ」シリーズ全50作を手掛けた山田洋次監督(95)、タコ社長の娘・朱美(あけみ)役を演じた女優美保純(66)、「くるまや」の従業員三平役を演じた俳優北山雅康(59)がトークショーを行った。その中で「フーテンの寅」「寅さん」こと、主人公の車寅次郎を演じた故渥美清さんの「目」が話題となった。

美保が渥美さんを懐かしむように「本当のお兄ちゃんみたいだった」と言うと、山田監督も「あらゆる芝居を受け止めてくれるだろ、渥美さんは」と、故人の偉大さを語った。美保も「そう!」と同意すると、新たなエピソードを披露。「私が、目がちっちゃいのを気にしていたんですよ、若いころは。目がパッチリしてなきゃ、芸能(の世界)に入れないんじゃないかって思って、一生懸命、アイラインを太く描いていたのを見た渥美さんが『オレだって目が小さいけど、やれてるんだ。芝居は目の大きさじゃない』と言ってくれたの」と、励まされたことを明かした。

さらに「シャッ、シャッ、っていう目の動きをやってくれて『目の動きがハッキリしてるだろ』って言われて。『ホントだ!』って思ってマネしてましたね」と、渥美さんが目の演技を実演、それを参考にしてきたことも明かした。これを聞いた山田監督は「あの小さい渥美さんの目が、ふと潤んだり、ギラギラっと輝いたり。ものすごく表現豊かなんだよね」と絶賛しつつ、同じように懐かしそうに、ほほ笑みながら語った。

渥美さんの「目」について、美保は「泣いていないのに、泣いているように見えた」と、当時を振り返って語った。これにも山田監督は「悲しい表現も、目だけでできるんだよね、あの人は」と、喜劇の裏に見える悲しみを、セリフを言わずして表現できる、希代の役者だったと称した。さらに監督目線で「観客は、だいたい俳優さんの目を見てるんです。大きな画面でも、人間の目って、どこかにポイントを置くんです。その場合、基本的には俳優の目を見てるんです。だから目って大事なんですよ」と力説。全50作にも及ぶ人気映画「男はつらいよ」を、ともにつくった故人の演技力の高さに、あらためて舌を巻いた。「寅さんサミット」にふさわしく、渥美清さんの話題で、集まったファンを楽しませていた。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2026
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.