
1985年(昭60)に引退した元歌手の高田みづえさん(66)が24日、東京・ニッポン放送で、同局「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜午前5時)に41年ぶりに生出演し、放送終了後取材に応じた。
大相撲元大関若嶋津の日高六男さんと結婚し、人気絶頂の中で引退。日高さんが現役引退し親方となってからは、おかみとして部屋を支えてきた。今年3月に日高さんが他界。8月には、NHK「うたコン」(火曜午後7時57分)の「高田みづえ 一夜限りの復活SP」に出演し、11年ぶりに「私はピアノ」「硝子坂」で美声を響かせた。
今回のラジオ出演は、引退コンサートの司会を務めた徳光和夫(85)のラブコールに応える形で実現。「徳光さんが『うたコン』を見ていてくれたことがうれしかった」。引退以来のラジオ出演は2時間40分の生放送。「最初はすごくドキドキだった」が「徳光さんだから、もし何かあってもフォローしてくれる」と安心感もあり、「気が付けば終わりで楽しかった。本当にあっという間でした」。
「うたコン」出演時は「足がガクガクだった」と振り返った。リスナーからは「NHK紅白歌合戦」出場やコンサートでの復帰を望む声が寄せられたが、「そういうことを言われること自体がすごく怖いです」と苦笑。徳光から「間違いなく期待されていますから」と言われても「怖い」を連発した。徳光が「事務所の人も本人を口説いて、紅白に出られるようにルートをつけてください」と呼びかけると、「本当に余計なことはしないでくださいみたいな…」と苦笑しつつ、「ありがとうございます」と感謝した。
自らの人生を「親方が導いてくれた」とし、日高さんの介護経験も踏まえ「当たり前に生活していることが当たり前ではない。本当にたくさんのことを学ばせてもらいました」と語った。【川田和博】
