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ピアニスト「熊本マリの夜会 デビュー40周年コンサート」「人生で一番大切なのは出会いと人」


【写真】「熊本マリの夜会 デビュー40周年 セレブレーションコンサート」を開いた熊本マリ

ピアニスト熊本マリが22日、東京・赤坂のサントリーホールブルーローズで「熊本マリの夜会 デビュー40周年 セレブレーションコンサート」を開いた。バッハ、リスト、シューマン、セルバンテス、そして三枝成彰などの楽曲を演奏して大きな拍手を浴びた。

東京で生まれた熊本は5歳でピアノを始め、10歳でスペインに移住してスペイン王立マドリード音楽院で学んだ。「私は14歳の時にピアニストになりたいと思いました。当時から、ピアノの演奏はいいけど、あの歩き方はどうにかならないかと言われ続けています」と笑った。

「マドリードでは日本語がペラペラのベラスコ神父にお世話になりました。そして、カナダのトロントにいた作曲家のグレン・グールドに教えを請う手紙を送って、それが後に発見されたりもしました。いろいろな人の優しさがあったから、今の私があるんだと思います」

熊本は米国ニューヨークのジュリアード音楽院、英国ロンドンの英国王立音楽院に学んだ。そして生きていれば、この日が215歳の誕生日となるリストについて「パリ在住の時にショパンの演奏するピアノの音を聞いて、その才能を見初めた。人生で一番大切なものは出会いと人だと思います」と話した。

後半には、この日も会場で見守ったファッションデザイナー、コシノヒロコさんによるピアノの鍵盤をイメージしたドレスに着替えて登場。「このドレスが、私史上最高に体形をカバーしてくれる(笑い)」。そして「デビューして40年、ここまで来ることができました。ここから、また40年。生きてるかな」と笑わせた。

21日には電子書籍「幸せになるピンクの帽子」(Re.Spirr出版)をAmazon Kindleストアで発売。今年5月にスタインウェイ&サンズ大阪で行われたデビュー40周年記念コンサートの演奏と語りを一冊に再構成。掲載されたリンクを通じて、コンサートの楽曲全48曲中16曲を熊本マリ本人の演奏で楽しめる。

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