
中川未悠(31)が13日、大阪市北区の扇町キネマで、主演映画「となりのとらんす少女ちゃん」(東海林毅監督、11月7日公開)の大阪先行上映会の舞台あいさつに登壇した。
神戸市出身で、大阪で暮らした経験もある中川は「関西の熱い気持ちがよみがえってきた」と笑顔。「ブルーボーイ事件」に続く主演2作目で、10年後の未来から来たユウカを演じた。
原作は漫画家・とら少の短編漫画。母と暮らす中学2年生のユウタの前に、女性として生きる未来の自分が現れ、自分らしい生き方を探す姿をユーモアを交えて描く。中川は「こういうLGBTQ系のホッとするような作品っていうのは今までに出会ったことがない」と語った。
母親役のはるな愛も登壇。「ちょっと頑張って太って役作りしました」と明かすと、監督が苦笑。はるなは「頼んではない」と自ら突っ込み、笑いを誘った。 役作りでは自身の母を思い浮かべ、「どんなことがあっても、いつもなんかぼんやりと笑顔でいた」と回想。子どもの将来に戸惑いながらも、優しく見守る母親像を目指した。客席には実母も駆け付け、舞台上から感想を尋ねる場面もあった。
東海林監督は「暗い話よりも、どこかで明るい話ないかな」と原作に引かれた理由を説明。原作者が長く暮らした大阪・西成でも撮影した。
中川は「未来って結局自分で切り開いていくものなんだな」と作品への思いを語った。映画は11月7日から東京・新宿K’sシネマほかで全国順次公開。関西では同27日から、あべのアポロシネマほかで順次公開される。
