
米俳優ニコラス・ケイジ(62)が、シーズン1をもって打ち切りとなったプライムビデオの実写ドラマ「スパイダー・ノワール」(2026年)をめぐり、AIに関する同意書への署名を拒否したことでアマゾンと決別の可能性もあると報じられた。
10日に米ニューヨークで開催されたコミコンに出席したケイジは、「私はAIを歓迎するタイプの俳優ではない。私は彼らの”クラブ”の一員ではありません。『スパイダー・ノワール』でAIの使用を許可する同意書には署名しなかった。おそらく、あのスタジオと再び仕事をすることはないだろうが、それで構わない」と述べ、AIに対する自身の立場を明確に表明した。
「スパイダー・ノワール」は、テレビ界で最も栄誉あるエミー賞を5部門受賞したにも関わらず、シーズン1で打ち切りとなったことを受けての発言と捉えられている。
米バラエティ誌によると、ケイジは「アマゾンはオープンAIに500億ドルを投資するなど、AIに非常に積極的な企業」だとも話し、AIに自分を利用させることを快諾しなかったと説明したという。
大手スタジオと決別することも厭わない姿勢を見せたケイジは、今後について「YouTube文化などを通じて独自の手法で作品を生み出すZ世代の若い監督たちと一緒に仕事をしたい」と語った。
そのケイジは、秘宝を追う歴史学者を演じた人気アドベンチャー映画「ナショナル・トレジャー」シーズン3の企画が進行しているとジョン・タートルトーブ監督が明かしたことについても言及。約20年ぶりの続編について「正式合意はしていない」と述べて報道を否定し、「ワクワクするような進展をファンと共有する際に、つい調子に乗ってしまうことがあるものだ」と冗談交じりに監督への不満を口にしたと伝えられている。(千歳香奈子)
