
<D.LEAGUE26-27 ROUND.1 BLOCK VIBE>◇7日◇TOYOTAアリーナ東京
ROUND.1の2日目。BLOCK VIBEには新規参入4チームのうち3つが所属する。いきなり新チームの直接対決も組まれた。FULLCAST RAISERZの元ディレクターJUNが率いる大阪拠点のONODERA USER RUNBULLSとRAPTURESの初代ディレクターでCyberAgent Legitのコーチも務めたakihicho☆彡が率いるBREXA EDGE。Dリーグを知り尽くした2人が率いるだけあって、初ステージながら質の高い対戦は、大接戦の末にEDGEに軍配が上がった。
その1つ前、2ed MATCHでは参入2年目のLDH SCREAMとM&A SOUKEN QUANTSが対戦した。前季は別のブロックだったから初顔合わせ。「2年目の背比べ」は、わずか4.4差。「どんぐりの背比べ」となったが、勝ちは勝ち。QUANTSが勝利を手にした。
1年目、7戦中2勝を挙げたQUANTSだが、かなり印象が薄かった。覚えているのは、初勝利の時に聞いた、16歳(当時)のメンバーなっちが、モーニング娘。の安倍なつみを知らなかったことぐらい(本当にすいません)。アニメーションを得意とするチームなのは分かったが、このチームが上位進出する姿が思い浮かばなかった(本当にすいません)。
この日先攻のSCREAMは昨季1勝に終わった。日本のダンスミュージックエンターテインメントを支えるLDHの看板を背負うだけに、巻き返し意気込みは作品に表れた。メンバーも増え堂々とした踊りっぷり。曲も振り付けも構成も、スピード感あるヒップホップがかっこいい。若者の急成長ぶりを見せつけた。
快勝か!
後攻のQUANTS。テーマは「ザ・オーケストラ」。耳になじみのあるクラシックが、効果音とともに紡がれていく。一音ごとに、コマ送りのように、関節が動く。なるほど、まさにアニメーション。マエストロ役のGORIKINGの指揮に合わせて、フォーメーションを変えていく。立ち位置をあまり変えず展開していくのがアニメーションじゃないの? 立体感がおもしろい。
QUANTSって、こんなにすごかったか? 2分15秒で印象が覆され、ジャッジの発表も最後の最後、エースのところで逆転した。
エースを担当したNAOTOは「たくさん悔しい思いをして、オフとも言えないオフシーズンを過ごしました」と言った。休むことなく、何を鍛えたのだろう。
「1年目は自分たちのやりたいアニメーションのスタイルをどう表現するかに一生懸命でした。今年は1つ1つの作品のコンセプト、テーマに沿って、どう表現するかを一生懸命考えました。今日なら『オーケストラ』をどういう構成で表現するか? どう見えるのか? 作品に合わせたスタイルを求めました」
作品を仕上げるのに必要な表現を探すうちに、得意のアニメーションの幅も広がった。悔しい1年の経験は無駄じゃなかった。そして、何より今回は勝ちたかったという。
「同期なんで、ここだけは勝てて良かったです」。相手ディレクターはEXILE NAOTOだしね。すぐに名前でこじつける自分は、まるっきり成長がない。【久我悟】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「Dリーガーのオドリバ」)
【BLOCK VIBEの結果】(数字はパーセント)
1st Match: DYM MESSENGERS [54.75-45.25]avex ROYALBRATS
2nd Match: LDH SCREAM [47.8-52.2]M&A SOUKEN QUANTS
3rd Match: ONODERA USER RUNBULLS [42.2-57.8]BREXA EDGE
4th Match: KOSÉ 8ROCKS[58.9-41.1] SEGA SAMMY LUX
5th Match: FULLCAST RAISERS [74.8-25.2 ]SBC NAIL the NAME
MVD:INFINITY TWIGGZ/FULLCAST RAISERZ
順位=CSP スコア
1位 FULLCAST RAISERZ=3 74.8
2位 KOSÉ 8ROCKS=3 58.9
3位 BREXA EDGE=3 57.8
4位 DYM MESSENGERS=3 54.75
5位 M&A SOUKEN QUANTS=3 52.2
6位 LDH SCREAM=0 47.8
7位 avex ROYALBRATS=0 45.25
8位 ONODERA USER RUNBULLS=0 42.2
9位 SEGA SAMMY LUX=0 41.1
10位 SBC NAIL the NAME=0 25.2
