
米俳優トム・クルーズ(64)が6日、東京・銀座のKK線(旧東京高速道路)で行われた、新作の主演映画「DIGGER/ディガー」(9日公開)ジャパンプレミアに参加した。同所では、公開中の「踊る大捜査線 N.E.W メトロポリスを駆け抜けろ!」(本広克行監督)の撮影が行われたが、邦画、洋画通じて同所で映画のイベントを行うのは初めて。
織田裕二(58)が演じた警視庁捜査1課の刑事・青島俊作が歩いたKK線に敷かれた、全長65メートルの真っ赤なレッドカーペットを、クルーズが、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(63)と約3時間、歩き、日本のファンとの再会を楽しんだ。
クルーズは、この日も、日本で覚えたギャルピースを披露し、壇上で踊るなどするなど上機嫌で「ありがとう、ありがとう」と感謝を繰り返した。そして「本当に、私の夢がかなった。作品を届けるのが待ち遠しかった。アレハンドロは唯一無二の人。何世代にも語られる作品になっている。今日という日に、この場に立てたことに意義がある。感極まり、光栄に思う」と作品について熱く訴えた。
そして「この美しい日本の文化、芸術…日本は、すばらしい美学を持っている。46年、この仕事をしていて今回の来日が26回目。この日、日本にいられることが、言葉では言い現せられない。ここで夢がかなった」と満面の笑み。集まった700人のファンに向けて「また日本が恋しくなると思う。お話しでき、うれしかった。皆さんの人生を共有し、映画の愛を分かち合ってくれた」と感謝した。
クルーズは「DIGGER/ディガー」で、大金持ちで傲慢(ごうまん)な権力者として知られる石油採掘会社CEOディガー・ロックウェルを演じた。利益しか頭にないディガーの欲深い行動がきっかけで、地球は滅亡の大ピンチに陥ってしまい、逆にディガーは大統領から尻ぬぐいを命じられ、世界を救うべく立ち上がる。果たしてディガーは地球を救えるのか、そもそも、この男を信用していいのか、議論が巻き起こる物語。企画から9年かかって作り上げられた。
