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主演ディストピア映画に水上恒司「腹抱えて笑いましたし、売れねえだろうなとも思いました」


【写真】映画「本当にあった話(の話)」公開記念舞台あいさつに登壇した水上恒司(撮影・鎌田良美)

俳優水上恒司(27)が3日、都内で主演映画「本当にあった話(の話)」(武井佑吏監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

“実際に起きた殺人事件”というフィクションを題材に、虚構が現実を、妄想が真実をのみ込んでいく様を毒気まじりのユーモアで描き出した不気味な物語。水上は、世間を震撼(しんかん)させた「配偶者入れ替え連続殺人事件」を元にした舞台で主演を射止めた、演技経験のない夛田(ただ)役を務めた。

役柄に自分の経験を重ねてのめり込んでいった夛田は、だんだん演じる人物と一体化していく。水上は「楽しかったですね。自分の出演作は、出来上がりを見て楽しかったって思うことができないことが多い。今作はおもしろかったなって腹を抱えて笑いましたし、売れねえだろうなとも思いました」と率直すぎる感想で愛を述べた。

悪い顔をした夛田が赤く染められたキービジュアルはホラー感が漂う。「怖い映画じゃないんですよ。コメディーだと思ってるんで」と強調。このポスターカットも「もうちょっとまじめにやってたんですけど、ふざけてぐしゃってやってみたら使われていた」と明かす。武井監督(34)は「これ水上さんって分からないじゃないですか。だから宣伝的にはよくないんじゃないかと言われてたんですけど、これしかないと僕は言いましたね」と応じた。

今作を「変な映画」と表現した水上は「こういった映画をつくりたいと思う人、演じたいと思う役者がこの世からいなくならないでほしいなと思えた作品でした」と話した。黒木華(36)小池栄子(45)大東駿介(40)も出席した。

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