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「綾瀬はるかファーストボイス」初日、らしい“天然トーク”で会場沸かせた


【写真】映画「ファーストボイス」初日舞台あいさつを行う綾瀬はるか(撮影・中島郁夫)

綾瀬はるか(41)が2日、東京・丸の内ピカデリーで行われた主演映画「ファーストボイス」(前田哲監督)初日舞台あいさつに登壇。らしい“天然トーク”で場内を温かく沸かせた。

映画は、1989年(平元)に提訴された日本初の「ハラスメント裁判」の実話に着想を得た作品。綾瀬が演じた朝日道子は、お金にならない案件ばかり引き受けてしまうお人よしながら、信念を胸に立ち上がる弁護士。上司から嫌がらせを受け、大好きだった仕事まで奪われ会社と上司を提訴したいと訴える、初共演のファーストサマーウイカ(36)が演じた上原恵から相談を受ける。同じく初共演の松本穂香(29)が演じた新人弁護士・藤野栞からは、前例なき「ハラスメント」を巡る裁判に「勝ち目がない」と反対される物語。

朝日道子は、着想の元になった実際の裁判に関わった2人の女性弁護士がモデルとなっており、3児の母という設定も、モデルになった弁護士と同じだ。綾瀬はトークの中で、司会のテレビ朝日の下平さやかアナウンサー(53)から、福岡在住の弁護士に会いに行ったことについて、話を振られると「どうして弁護士になられたとか、今の差別にどう思うかとか、お話を伺った」と振り返った。

その上で「監督もいらっしゃった?」と、前田哲監督に尋ねた。同監督から「先に会いました」と笑い混じりで返ってくると、綾瀬は「1人でお話を伺いました」と照れ笑い。「2人で1人の弁護士・朝日道子にした。実際の先生も3人、お子さんがいて大変な中『女性として育ってきていない』と」などと熱く語った。そのうちに「ちょっと話、長かったですかね?」と自らにツッコミを入れ、そのまま話すよう促されると「先生方も喜んでくれて、映画化して良かった。近くにいたら、どんなに心強いかと温かく、力強い先生でした」と振り返った。

この日は恵が勤めていた出版社・担当雑誌の編集長で、年下で優秀な恵の才能を認められず追い詰めていく澤口裕人を演じた空気階段の水川かたまり(36)と、出版社でバイトとして一緒に働いていた吉井隆役の鈴鹿央士(26)も登壇した。

◆「ファーストボイス」 ディスコでミラーボールがきらめき、日本が好景気に沸いた1989年。寝ぐせ頭で法廷に駆け込む日々を送り、お金にならない案件ばかりを受けてしまうお人よしの弁護士・朝日道子(綾瀬はるか)のもとに、職場で理不尽な嫌がらせを受け、大好きな仕事をも奪われたとして、会社と上司を相手に提訴をしたいという女性・恵(ファーストサマーウイカ)が訪れる。誰も戦ったことのない前例なき「ハラスメント」を巡る裁判に、新人弁護士の栞(松本穂香)は「勝ち目がない」と反対するが、朝日は「この裁判は必ず未来につながる」と立ち上がる。彼女たちの前に立ちはだかるのは、“常識”という巨大な壁。それでも踏み出した勇気ある一歩と最初の一声“ファーストボイス”が、日本社会を揺り動かしていく。

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