
第39回東京国際映画祭(26日開幕)ラインナップ発表記者会見が1日、都内で開かれ、中島健人(32)がフェスティバル・ナビゲーターを務めることが発表された。質疑応答の中で、中島は、祖父が俳優をやっており、1940年(昭15)の映画「風の又三郎」(島耕二監督)に出演していたことについて言及。「おじいちゃん、見ているかい?」と呼びかけた。
中島はこれまで、幾つかのメディアで祖父の利夫さんが映画俳優で、黒澤明監督の53年「七人の侍」に出演したことなどを明かしてきた。「風の又三郎」には、佐太郎役で出演している。中島は「祖父が昔、役者をやっていた時がある。「風の又三郎」に出ていました」と語った。その上で、日本映画について「映像が繊細で、一人一人の挙動が描かれている。それが日本映画の素敵なところ」と評した。祖父の「風の又三郎」の出演については「本当に友達の集団のメンバーの1人」と語った。
フェスティバル・ナビゲーターは、23年にフェスティバル・アンバサダーから名称変更されたもので、同年は安藤桃子監督(44)、24年は菊地凛子(45)、25年は瀧内公美(36)が務めており、名称変更後、男性は初。フェスティバル・アンバサダー時代は、役所広司(70)が20年に務めている。また、若い世代の視点から映画祭や作品の魅力を伝える役割として13年にフェスティバル・ナビゲーターが設けられた際は、斎藤工(45)が、山崎紘菜(32)とともに務めている。
中島は質疑応答で、フェスティバル・アンバサダーとしてやりたいこと、職責として担いたいことは? と聞かれると、25年に東京国際映画祭公式プログラム、ケリング「ウーマン・イン・モーション」で、キャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン氏と対談したことを挙げ「昨年は、ディスカッションの機会をいただきました。監督のみならずキャスティングプロデューサーや映画人と対談できたら」と、映画人との対談に意欲を見せた。フェスティバル・アンバサダーとしての活動については「僕というフィルターを通して、映画に興味を持っていただけたら。立場、立ち位置もそういうものなので、責務を全うできれば」と意欲を見せた。
