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タモリが「初めて入った」都庁で小池都知事から名誉都民表彰 若手の時は自分でも「気持ち悪い」


【写真】小池百合子東京都知事(左)から東京都名誉都民の称号を贈呈されるタモリ(撮影・中島郁夫)

タレントのタモリ(81)が、東京都庁で名誉都民の表彰を受けた。1日、「令和8年度東京都名誉都民顕彰式及び東京都功労者表彰式」に出席した。

「魔女の宅急便」などで知られる児童文学作家の角野栄子さん、日本パラスポーツ協会前会長の鳥原光憲さんとともに、今年は3人が名誉都民として表彰された。タモリは角野さんに次いで2人目に、小池百合子都知事から表彰状、名誉都民章、目録を受け取り「ありがとうございます」と、感謝を伝えた。

その後の「名誉都民謝辞」でも、角野さんに次いで2人目にあいさつした。冒頭で「都庁に入るのは初めてでして。東口の方に長年勤めておりまして。32年ばかり」と話し、まずは会場を笑いに包み込んだ。都庁は新宿駅西口に位置し、タモリが1982年から出演し続けたフジテレビ系「笑っていいとも」は、新宿駅東口のスタジオアルタから、昼の生放送を送っていたことで有名。来場者から「サラリーマン!」と、声援が飛ぶと「そうです!」と即座に反応し「笑っていいとも」を思わせるライブ感を漂わせ、会場の視線を一段と集めた。

「この世界に入って、ちょうど50年目でして。最初の方は非難ごうごうでした。まず『サングラスをかけてテレビに出るとは不届きな』。それからブリーフ1枚で、イグアナのモノマネをやって。これが『気持ち悪い』ということで。私もVTRを見て、たしかに気持ち悪いなと」。この日、式典が行われた大会議場に隣接するスペースには、1954年の表彰開始から、過去129人の名誉都民の写真が飾られている。プロ野球巨人で活躍、監督も務めた長嶋茂雄さんと王貞治さんらも名を連ねる。その中にあっても、全てカタカナで表記された初の日本人となるタモリは異質な存在。式典でも「タモリさん」と芸名で呼ばれた。

「6、7年ぐらい前から、ようやく、ポツポツと褒められるようになってきまして。今回、この名誉ある賞をいただくことになったんですけど、調べてみると、今回を含めて、大変な方々が受賞なさっているので、いったんは辞退しようと思ったんですけども『せっかく褒めていただくのだから』と、今日、ここに来ました」と、笑顔で話した。小池知事に掛けてもらった、首から提げる名誉都民章を指さし「これを掛けていただく時に、すごい手間がかかって、途中でやめられるんじゃないかと思いました」と話し、会場の笑いを誘った。掛けるのに苦労した小池知事も、申し訳なさそうにしながら、大笑いしていた。

最後は、常にあらゆる方向にアンテナを張り巡らせているタモリらしく「今日は35日ぶりに快晴の、いい日になりました。本当に、ありがとうございました」とあいさつ。前日9月30日まで観測史上最長の34日連続雨とはうってかわって、式典が行われた午前中は、快晴に恵まれた東京の天気のように、晴れやかな気持ちを述べて、盛大な拍手を浴びていた。

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