
日向坂46正源司陽子(19)が、30日リリースの新曲「イチャイチャ虫」で2年ぶり3度目のシングル表題曲センターを務める心境を語った。ラジオやイベントでも、心の距離の近さでファンを引きつける。加入4周年を迎える変化を実感しつつ、精神面でも成長しグループを力強く牽引(けんいん)する。【横山慧】
★素直にうれしい
フォーメーション発表を振り返って「初めて、素直にセンターポジションに対してうれしいと思えた瞬間だったかもしれません」と口にした。24年4月「君はハニーデュー」で初めてセンターに選ばれ、同年9月「絶対的第六感」では藤嶌果歩(20)とダブルセンターを務めた。2年前を回想し「センターは自分の身の丈に合っていないとか、いろいろ考えてしまっていました。なんとか明日の朝日が見られたらいいな…と思って過ごしていました」と率直に打ち明けた。
その後のシングルでもフロント(最前列)が続き、今ではグループの「顔」の1人だ。「ご卒業されていく先輩も多い中で、もっと自覚を持たなきゃいけないですし、センターとして引っ張っていくことは、人生の中でもすごい大切な時間になると思います」と真剣な表情でかみしめた。
「イチャイチャ虫」はポップでキャッチーなラブソング。MVでは、大きなハートを抱えてさまざまな場所を訪れる。「愛が大きすぎるがゆえに、時には傷つけてしまったり…。ハートはパートナーでもあり、愛情表現でもあり。いろんな考察を楽しんでいただけるかと思います」と解説。「楽しさを前面に押し出してパフォーマンスしたいです」とアピールした。
★個性さらけだす
アイドル活動に対する真っすぐな姿勢と、小動物のような人懐こい笑顔やしぐさが魅力だが、意外にも「メンバーとかと、ベタベタするタイプではないです。だいぶ、サバサバしているほうだと思います…」と苦笑した。物理的な「イチャイチャ」は少ないかもしれないが、パーソナリティーを務めるニッポン放送「日向坂46・正源司陽子のオールナイトニッポンX」(木曜深夜0時)では親近感あふれるトークで心をつかむ。個性をさらけ出してファンからツッコまれることも多く、心の距離の近さが話題だ。
事実、今年3月の番組がスタートする直前の会見で「リスナーさんとイチャイチャするラジオに」と語っていた。「生配信や、実際にリアルタイムの声が届くミーグリ(ファンとの交流イベント)でも、結構ファンの方にイジっていただけることが多くて。それで『なんだよ~!』みたいに返す、掛け合いのような『イチャイチャ』が大好きなんです。フフフ」と手を口に当てて笑った。
加入4周年。「すごくあっという間で、すごく刺激的な毎日でした。ファンの皆さんがいてくださってこそなので。たくさんの方の愛の言葉がエネルギーになります」と感謝した。「考え方も以前より落ち着いてきたと思います。来年2月で20歳になるので、大人になってきたのかなと」と自己分析した。
★紅白出演したい
11月からはアリーナツアー「ひなくり2026」を控える。「まずはツアーを無事に成功させたいです。年末までみんなでけがなく走り抜けたい。個人的にはこの18枚目シングルの期間、先輩や同期、後輩たちともコミュニケーションを増やしていきたいです。私ができることは、全部やりたいです」と力強く誓った。「年末というとやっぱり、NHK紅白歌合戦のことが頭に浮かぶ方も多いと思います。私はまだ1度もあの場に立ったことがないので、いつか絶対に立ちたいです」と深くうなずいた。
小さな体と大きな愛で、グループを背負う覚悟はできている。
◆正源司陽子(しょうげんじ・ようこ)2007年(平19)2月14日、兵庫県生まれ。22年9月加入の四期生。学生時代は吹奏楽部でフルートを担当。愛称「しょげこ」「よーこ」など。158・4センチ。血液型B。
