
俳優舘ひろし(76)が21日、芸能生活50周年記念のトークディナーショー「HIROSHI TACHI 50th PARTY2026」を都内で開催した。多彩なゲスト、ファン620人と特別な一夜を過ごし、お知らせを配布する形で初のファンクラブ開設も発表した。
バイクチーム「クールス」として、1975年(昭50)のこの日、「紫のハイウェイ」でレコードデビューした。最後はサプライズで、ヒット曲「泣かないで」を歌い、50周年の記念イヤーを締めくくり「舘ひろしは幸せ者です」と語った。
開演前、「デビュー当時は3~4年で辞めると思っていました。芝居も歌も自信がなく、皆さんが温かい目で見てくれて50年経ちました」と感謝を語った。
ファンクラブについては「立ち上げます」と力強く宣言しつつ、「何したらいいの?」と苦笑い。それでも、ファンが会える機会が増えるかもと言うと「頑張ります」とうれしそうだった。
取材に加わった「あぶない刑事」で共演した仲村トオルに「舘さんはどんどん前に行って、光り輝いて、遠くに行ってもよく見える」と言われると、舘は肩に手を置き「ありがとう」。
イベントでは、舘の50年間をいくつかのエポック、ブロックに分け、それぞれゲストとトークした。石原良純とは、石原裕次郎さん、渡哲也さんと過ごした石原プロモーション時代を振り返った。
「あぶ刑事」パートでは仲村とトーク、柴田恭兵からメッセージが寄せられた。舘に直談判して舘プロ入りした黒川想矢も出演した。
「泣かないで」の歌唱は舘らしいサービス精神だった。コロナ禍以降は歌っていなかったため、トークだけの予定だったが、舘は「お話だけでいいのかなってずっと考えていました。申し訳ないという気持ちでいっぱいで」と話した。
歌うと決め、カラオケなどで練習したところ、やはり歌える曲は「泣かないで」だった。多くの観客が大喜びする姿を見て、舘は「これだけの方がいらしてくださって、心から感謝しております」と、丁寧に頭を下げた。
この日のチケットは抽選倍率14・5倍だったという。【小林千穂】
