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田原総一朗氏が警鐘「議員削減は全体主義の始まりで大きな愚策 国会はめんどくさい場所」


【写真】田原総一朗氏(2024年10月撮影)

BS朝日「朝まで生テレビ!」司会などを務める田原総一朗氏(91)が20日夕、Xを更新。日本維新の会が法案成立を強く主張している「衆院議員定数の削減」について「全体主義の始まり」などと異を唱えた。

田原氏はXに「国会は面倒くさい場所、議員削減は全体主義の始まりだ これだけは言いたい!」と、自身のニュースレターサイトの最新記事の見出しを記述。同サイトへのリンクも添えた。

そして田原氏はニュースレターの無料部分の中で「国会は終わってしまったが、ジャーナリストの僕としてどうしても言っておきたいことがある」と切り出し、「『朝生』でも言い足りなかったのだが、国会議員の定数削減は全体主義へ繋がる大きな愚策だ。民主主義とは本来、とことん面倒くさいものなのだ」と記した。

そして「高市早苗総理が出席に消極的だったという国会での議論は、会期が終わってしまったので何かあるわけではないが、国会、そして議論することの大切さについて考えてみたい」とし、「朝生でも、僕が色々と質問をするが、それは議論をしっかりしたいという思いがあるからだ。議論し尽くす。これが大事だというのは、ジャーナリストとしての僕の矜持であり、不変の原則だ。7月の収録でも話をしたかったのだが議論に熱中して言い足りなかった事がある。国会議員の定数削減は大きな愚策だと言う事だ」と続けた。

さらに田原氏は「国会というのはそもそも、なかなかまとまらない人々の考え方を話し合う、面倒くさい場所だ。その議論する人の数を減らしていって、議論がまとまりやすいとか、進めやすいという意見が出てくると、その行く先は全体主義だ」と警鐘を鳴らした。

衆院議員の定数削減は、自民・維新の連立政権合意に盛り込まれた懸案で、維新が付け、現行465議席の1割にあたる45議席以上の削減を求めてきた経緯がある。今月16日には維新の吉村文洋代表は高市首相と会談し、秋の臨時国会で衆院議員定数削減法案の成立を目指す方針などを伝えたと報じられている。

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