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「VIVANT」ロケ地・多治見市の陶磁器施設は「一目ぼれ」シーズン2で岐阜に撮影集中の理由


【写真】多治見市「セラミックパークMINO」の施設外観(提供写真)

俳優堺雅人(52)主演で放送中のTBS系日曜劇場「VIVANT」(午後9時)第2シーズンは、3年前の第1シーズン以上の反響を呼び、再び社会現象になっている。番組は20日から2週連続で休止も、勢いは止まらない。ロケの受け入れや、流行に乗った鳥取県や岐阜県はファンの「聖地巡礼」現象で観光客の動員増に成功。第2の「VIVANT」ブームに迫った。

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「VIVANT効果」は岐阜県にも波及している。陶磁器をテーマにした文化と産業の複合施設が一夜にして、中国諜報機関「シンシー」のアジトに早変わりした。多治見市にある「セラミックパークMINO」の外観と一部施設内が「シンシー」の情報収集センターのロケ地として使用され、第14話から3話連続で登場。森に囲まれた無機質な建造物が、異国情緒を漂わせていた。

公安の野崎守(阿部寛)とハン・リンシン(宮下今日子)が今年2月のロケに参加したという。担当者によると、聖地巡礼ブームで来場者は一気に5倍へ。同作の福澤克雄監督が事前にロケハンで同所を訪問し「一目ぼれしたという話です」と明かした。

岐阜県内で撮影されたロケ地は他にもある。公安の新庄浩太郎(竜星涼)が潜伏先のタイのアジトで納豆を食べた場所として、岐阜県庁1階ホワイエ(ロビー)が使用された。乃木が新庄を尋問したタイの倉庫として使用された明知ガイシ的場工場(恵那市)などもある。

県内でのロケ地使用が多いのは理由があった。福澤氏が24年10月に岐阜県恵那市で講演を行った際に古い町並みが残る岩村城下町などを絶賛。同市と縁が生まれた。その関係で、ロケ地として岐阜県を愛用したとみられる。岩村城下町は実際にロケで使用され第11話で登場する。

◆VIVANT TBSの名物ドラマ枠「日曜劇場」で23年7月期に放送され、空前の大ヒット。福澤克雄監督による完全オリジナルストーリーで、3年ぶりの第2シーズンは7月26日から放送開始。主演堺雅人、阿部寛ら豪華キャストと海外ロケによる迫力ある映像が複雑に絡み合い、3年前の第1シーズン以上の社会現象となっている。裏切りが相次ぐ難解なストーリーを巡っては、推察記事が多数出るほど白熱化。第2シーズン第18話(前半戦最終回)までの全8話で世帯平均視聴率は15%以上をキープ中(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。残り6話で最終回は11月8日。

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