
<連載:3>
女優藤本ルナが、主演映画「Sae彩永」(溝口友作監督)でノースハリウッド映画際の主演女優賞を受賞した。先月にはアクション監督、映画監督の谷垣健治氏(55)との結婚を発表、話題のTBSの連続ドラマ「VIVANT」(日曜午後9時)にもレギュラー出演。乗りに乗っている藤本に聞いてみた。3回連載の最終回。【小谷野俊哉】
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日本をベースにグローバルに活躍している。オフの日の息抜きは、映画とジュエリーだ。
「時間があると、映画館に映画を見に行ったりします。あと、私、結構ジュエリーが好きなんです。アンティークジュエリーから始まって、インディアンジュエリーとか。美術館やミュージアムにも結構行きます。宝飾店にもたまには行きますけど、やっぱりミュージアムピースの方が鑑賞性が高いものが多いので。すごく目の保養になります。仕事にも、すごくいい刺激になります」
ロンドンでは、ミュージカル「オペラ座の怪人」を見た。
「ロンドンに行った時に、ウエストエンドへ『オペラ座の怪人』を見に行って、すごく感動しました。物語もですし、美術も、もちろん歌もですけど、役者さんの演技にものすごく感動しました。女優人生で、こういう恋愛スペクタクル映画を一度、やってみたいんだって気づいたんです。こういう作品を自分もやってみたいと。アクションだけじゃなく、恋愛ものをやってみたいという思いはずっと持っています」
「オペラ座の怪人」は、違う場所から2回見た。
「1回目は2階の最前列で見て、2回目は1階の前の方で見ました。演技も同じキャストさんなので、そんなに大きな差はないはずなんですけど、印象が全然違いました。1回目は本当にボロ泣きだったんですけど、2回目はそれなりにという感じで。音響の感じも、すごく違いました。だから映画って、すごくコストパフォーマンスよく、みんなで同じものを共有できるんだなって改めて感じました。画面は一緒ですから」
夢も大きく広がっている。
「まずは『Sae彩永』を、海外で認められた作品でもありますし、日本の皆さんに見ていただきたいです。私が日本をベースにしているのも、日本の皆さんにちゃんと認識されて、そこから海外に出ていける女優になりたいという思いがあるからです。『VIVANT』に出られたことも、日本で活動していく上で、すごく大きかったと思います」
東京、北京、ニューヨーク、ロサンゼルス。そして日本の地上波ドラマ。いろいろな場所を経験して、次を目指す。
「特に決めているわけではないです。どんどん、いろいろな作品に出ていけたらなって、すごく思います。アクションも、静かな芝居も、恋愛も、いろいろな役を演じてみたい。日本でちゃんとベースを築いて、海外でいろいろやってみたい。まさに、ここからだと思っています」(終わり)
◆藤本(ふじもと)ルナ 5月6日生まれ、東京都出身。ニューヨークのラガーディア高卒業後、中国の大学・北京電影学院入学。2020年(令2)に映画「モンスター・ハント 王の末裔」で女優デビュー。ほか中国映画「淬火」「恩仇結」主演。21年、映画「昨日より赤く明日より青く」「水のない海」、22年「47RONIN ザ・ブレイド」など。26年、TBS「VIVANT」の公安外事第4課捜査官・君嶋役で地上波ドラマ初出演。Huluオリジナルドラマ「八神瑛子-上野中央署組織犯罪対策課-」で主人公と手を結ぶ中国マフィアの戦闘員役。映画「Sae彩永」ではノースハリウッド映画際主演女優賞。同年8月にアクション監督、映画監督の谷垣健治氏(55)との結婚を発表。165センチ。
