
テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)は14日夜の放送で、13日に投開票された沖縄県知事選で、3期目を目指した現職の玉城デニー氏(66)に15万票近い大差をつけて破り初当選した与野党6党が推薦した古謝玄太氏(42)への大越健介キャスターによるインタビューを放送した。
大越氏はインタビューで、かなりの票差がついた形での勝利となったことや、出口調査では古謝氏に20~40代の支持が高かったことなどに触れ、古謝氏が「(投票締め切りの午後)8時に当確が出るとは全く予想していなかったが結果的には14万票以上の差をつけて勝つことができた。今の政策を変え、前に進めてほしいという期待が多かったのかなと感じています」などと応じる様子が伝えられた。また、これまで重視された基地問題から経済政策に有権者の重視する点がシフトしたことをうかがわせるような有権者の声を伝えた上で、古謝氏が10年で県民所得を2倍にすると公約したことの実効性を問うたほか、米軍普天間飛行場の返還期日を明らかにするよう、政府に話をするかと大越氏が問い、古謝氏が「もちろんします」などと応じる様子も伝えられた。
VTRの後、大越氏は、今回の知事選で古謝氏と玉城氏に15万票近い差がついた背景について、「両陣営とも、この票差というものに驚いていました」と明かし、「普天間基地の返還合意から約30年がたちますが、なお基地が残り続けている現実に、沖縄の人の間には疲れが見えるなということを感じました」と言及。その上で「むしろ経済を活性化させていくことが先だという認識が、若い人たちを中心に広がったことが今回の結果の背景にあるのではないかと思います」と語った。
一方で「ただ」と力を込め、「沖縄がアメリカ軍基地の多くを負担している現実から脱していきたいという思いは、これもまた、両陣営に共通している。基地負担の軽減と経済の活性化というものは、いつも沖縄にとっては車の両輪で、古くて今も新しい課題であることは変わりがないんですね」と強調した。
その上で「私は、政府の要人のみなさんには、沖縄に何度も足を運んでいただきたいと思いました」と述べ、「いろんな課題が凝縮された沖縄で、変わっていくもの、変わらずにあるものを、しっかり自分の肌で感じて政策に生かしていただきたいと強く感じました」と、政府に対する注文も口にしていた。
