
女優の風吹ジュン(74)が、5日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時30分)に出演。窮地を救ってくれた恩人を明かした。
風吹は富士フイルムのCMモデルとしてデビュー。その後、74年に「愛がはじまる時」で歌手デビュー、アイドルとして人気を博した。しかし「どうも違うなって私、思っていて。私、だってアイドルじゃないし…」と吐露。
そして「もうすでに(実年齢は)22、でも世の中では18だったんです。それが私、とっても耐えられなくて」と打ち明けた。MCの加藤浩次が「事務所がうそついて売り出そうとしたんですね」と言うと、「それが私ではないという…責任取りきれないからやめたいって思って、内容証明自分で出して『辞めさせていただきます』って」と振り返った。
事務所を辞めようとしたことで窮地に追い込まれた風吹を救ってくれたのが樹木希林さんだったという。「希林さんが『面白いよ』って掛け声ひと言で、久世(光彦)さんも、向田(邦子)さんも『じゃあ』って呼んでいただいて、『寺内寛太郎』に参加したんですけど」と、75年のドラマ「寺内貫太郎一家2」に出演のいきさつを明かした。
加藤が「希林さんとはどこで知り合ったの?」と聞くと、「呼んでいただいて初めて」と、面識がなかったと明かした。「多分、見てくださってたと思うんですけど、『ヘンな子だ、何か違う』って思われたのか声掛けていただいて」と伝えると、加藤が「すごいな希林さん。希林さんもまだ若かったと思うんだけど、この子をこのままつぶさしちゃダメだっていう意識も僕はあったと思う」と語った。風吹は「そうだとうれしいです、本当にそんな感じで接していただきました。本当に愛があって」と伝えた。
そして「『私を(ドラマに)出すな』っていう人たちも現れて、スタジオに来るんですけど、希林さんと久世さんがそれ立ち会ってくださってたんですね。私、黙って、私、いろんなこと言われてるんですよ。『こんなことやったっけ?やってないし、私じゃないし』って思いながら聞いて耐えてたんですけど。『これで信用なくなったな、もうこれで終わりだな』と思ったら、希林さんがポロッと涙流して、『よく耐えたね、耐えたね』って言って」と明かすと、「見てくれてはったんや」「すごい、すごいわ」と声が掛かった。
そして「それで私、ここしか生きるところない。なんとかちゃんと役者さんになりたいし、頑張ろう、ここでって思えたんです」と打ち明けた。
