
東京都港区は3日、公式サイトを通じ、8月22、23日開催の「麻布十番納涼まつり」で起こった食中毒事案の調査結果を公表した。
港区は「麻布十番納涼まつりにおける食中毒事案の調査結果」と題した声明を発表。「令和8年9月3日(木曜)、港区は、サルモネラ属菌による食中毒発生施設『割烹 こめを』への不利益処分を実施し、その処分内容について食品衛生法第69条の規定により、9月3日(木曜)に、港区ホームページ上で公表しました」と書き出し、複数項目での調査発表を明らかにした。
声明によると、食中毒の原因食品は「令和8年8月22日及び8月23日に調理し、イベント会場で販売した冷やし蟹ラーメン」、原因物質については「サルモネラ属菌」とした。
不利益処分等の内容については、格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」に出場した“闘う料理人”こと、こめお(31)の実店舗「割烹こめを」が9月3日から7日間の営業停止命令が下ったとした。公表時の患者数については「78名」と発表。
こめおは「麻布十番納涼まつり」に「割烹こめを」として出店。冷やしカニラーメンを1杯2000円で提供したが、同店で食事した一部の客の間で食中毒が発生しているとメディアで報じられていた。
以下、発表全文。
<令和8年9月3日公表内容>
公表年月日 令和8年9月3日
業種等 飲食店営業
施設の名称及び 施設の所在地
施設の名称 割烹こめを
施設の所在地 東京都港区麻布十番二丁目14番4号 エタニティ麻布十番地下1階
営業者氏名及び営業者住所等 営業者氏名 株式会社Fooppy
営業者住所 東京都港区麻布十番二丁目1番10号Azabu・You田中ビル5階
法人番号 2011001157090
不利益処分等を行った理由 食中毒の発生
原因食品 令和8年8月22日及び8月23日に調理し、イベント会場で販売した冷やし蟹ラーメン
原因物質 サルモネラ属菌
主な適用条項 食品衛生法第6条第3号の規定に違反するので同法第60条第1項を適用
不利益処分等の内容
令和8年9月3日から令和8年9月9日(7日間)の営業停止命令
備考
公表時の患者数:78名
サルモネラ属菌は、鶏、豚、牛等の動物の腸管や河川、下水等自然界に広く分布しています。潜伏時間は6時間から72時間で、腹痛、下痢、おう吐、発熱(38°Cから40°C)などの症状を引き起こします。主な原因食品は、卵(加工品を含む)、食肉調理品(特に鶏肉)、うなぎやスッポン等です。
