
日向坂46の五期生佐藤優羽(19)が18枚目シングル「イチャイチャ虫」(9月30日リリース)で初めて選抜メンバーの座をつかんだ。25年3月に加入し、歌、ダンスともに未経験ながら着実にステップアップ。掲げていた大きな目標の1つを達成し、ここから新たなスタートダッシュを決める。【寺本吏輝】
★「全てが未経験だった」
選抜発表はテレビ東京の冠番組「日向坂で会いましょう」(日曜深夜1時20分)内で行われた。「すごくドキドキした気持ちで放送を見ました。発表の瞬間を見て、改めて選抜メンバーに選んでいただいたことを実感できましたし、責任もすごく感じました」と自覚を口にした。
選抜発表の際を「一番はうれしかったですし、早くファンの皆さんにお伝えして喜んでいただきたいと思っていました」と振り返った。加入から約1年半、ここまでの道のりでは「全てが未経験だったので、パフォーマンスはもちろん、表情管理も意識していました」という。「特に加入初期はパフォーマンスが硬くなってしまっていたので、たくさん試行錯誤しながら取り組んできました」と胸を張った。
自身にとって大切な楽曲となる同曲を「日向坂46らしい、ポップで明るい曲だなと感じました」とアピールした。「前作の『Kind of love』、前々作の『クリフハンガー』では大人っぽい魅力を感じていただけたかなと思います。今回は聴くだけで元気になれるような、そんな曲です」と目を細めた。「ダンスがキャッチーです」とも続け、「歌詞と振りがリンクしているので、皆さんにも覚えていただいて、一緒に踊ってみたいです」と笑顔を見せた。
初選抜としてレコーディングやミュージックビデオの撮影も行い、おのずと緊張感も高まる。「日向坂46に加入したことが第一のスタートで、選抜メンバーに入ったことが第二のスタートだと思っています。ここがゴールではなく、やっと走り出せた実感があるので、ここから走る距離をもっと長くするために、頑張っていきたいです」と意気込んだ。
★「10日は20歳の誕生日」
9月10日には20歳の誕生日を迎え、人生の節目に良いスタートが切れそうな予感がする。「19歳から20歳という10の位が一つ変わることにすごく勇気が必要です」と揺れる心境を素直に明かした。「第二のスタート」に20代のスタートも重なり「私は節目がすごく大切だと思っていて、逆に気にし過ぎちゃうところもあって。でも、この大切な節目を幸せにできるのは自分自身だと思うので、どんな時も努力を欠かさずに、慢心せずに、1歩ずつ前へ進みたいです」。目標を定め、大人の階段も上っていく。
「第一印象はふわふわしていると思われることが多いですが、私のことを知れば知るほど、芯をしっかり持ってるねって言ってくださる方が多いです」との自己分析通り、しっかりと未来を見据えた言葉が並ぶ。「五期生はまだ東京ドーム公演を行うことと、NHK紅白歌合戦に出場することは経験したことがないので、いつかかなえたいです。そのためにも、もっと日向坂46に貢献できるように強くなりたいですし、そのために学び続けたいです」とじっくり考えて言葉を紡いだ。
さらに「(日向坂46など坂道3グループにつながる)青葉坂46も発表されました。いつか加入してくる後輩にそういった姿を見せて、日向坂46の未来をより明るいものにしたいです」と既に“先輩”としての意識も芽生えている。
「皆さんにとってもメンバーにとっても記憶に残るシングルにしたいですし、日向坂46の魅力をたくさんの方に知っていただけるように全力で頑張るので応援よろしくお願いいたします!」
丁寧で優しい言葉の中に芯の強さが見える。より一層輝く姿を見せるべく、大きく羽ばたいてみせる。
◆佐藤優羽(さとう・ゆう) 2006年(平18)9月10日、福岡県生まれ。愛称「さとうゆ」「ゆうちゃん」など。昨年3月加入の五期生。159・4センチ。血液型AB。
