starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

公開8日後に監督死去…伝説の映画「竜二」を43年の時を超えリメーク 主演は柳楽優弥


【写真】映画「RYUJI 竜二」に主演の柳楽優弥(C)2026「RYUJI」製作委員会

柳楽優弥(35)が、1983年(昭58)の映画「竜二」(川島透監督)をリメークした映画「RYUJI 竜二」に主演することが3日、分かった。原作は、主演の金子正次さんが自ら脚本を書き、映画化を実現させ同年10月29日に公開。大反響を呼ぶも、8日後の同11月6日に、金子さんが胃がん性腹膜炎で33歳の若さで死去。その後、国内の複数の映画賞を受賞した伝説の作品だ。柳楽は「正直、ドキドキしています。『竜二』と真剣勝負で向き合いました」と名作を43年ぶりにリメークした作品とぶつかった思いを吐露した。

「竜二」は東京・新宿で知られた三東会の常任幹事・花城竜二が、妻と娘のためにヤクザから足を洗い、仕事を見つけ毎月、給料を妻に渡し、夜は娘と過ごす毎日にやすらぎを感じるも、平穏な暮らしに不安を覚える物語。「RYUJI 竜二」は17年末から構想し、20年の新型コロナウイルスの感染拡大による中断・延期なども経て、企画開発に約8年の年月を要した。劇中の時代を85~90年ころ、子供は「竜二」では娘役を金子さんの実の娘が演じたが「RYUJI 竜二」では娘から息子に変え、25年11~12月に撮影した。

製作サイドは、柳楽にオファーした理由について「圧倒的なカリスマ性を持つ金子正次さんの伝説の映画『竜二』のリメークに取り組むにあたり、並大抵の俳優さんではなかなか太刀打ちできないと考えた」と説明。04年に「誰も知らない」(是枝裕和監督)で、当時最年少の14歳で世界3大映画祭の1つ、カンヌ映画祭(フランス)で男優賞を受賞した頃から、演技力が国際的にも高い評価を得ていることを1つのポイントにした。加えて、21年のNetflixの映画「浅草キッド」(劇団ひとり監督)では、ビートたけしを元にしたタケシを演じており、実在の人物を説得力をもって演じきったことから「柳楽さんしかいないとオファーした」とした。

水田伸生監督(67)は「名作映画のリメークは、新たな解釈で新しい命を吹き込む『再創造』であって『模倣』ではありません。この事を柳楽優弥さんとたくさん話し合い、我々の完成型を模索しました」と説明。公開日は敬意を込めて、原作の公開翌日の10月30日にした。柳楽は「監督をはじめスタッフの皆さんが誠意を持って作品に向き合う姿勢を示してくださり、自分自身も誠実に挑むことができました。原作への最大限の敬意を胸に今の時代だからこそ生まれる『RYUJI』を届けたいと願っています」と決意を語った。

柳楽、水田監督、企画した中沢敏明プロデューサーのコメント全文は、以下の通り。

柳楽優弥(花城竜二役)正直、ドキドキしています。「竜二」と真剣勝負で向き合いました。撮影現場では、水田伸生監督をはじめスタッフの皆さんが誠意を持って作品に向き合う姿勢を示してくださり、自分自身も誠実に挑むことができました。義理や人情の世界に生きてきた人間が、そこから足を洗い家族との幸せを願いながら、過去とのあいだで葛藤する。強さを持ちながらも悩み、迷い、最後に決断していく竜二の姿は、時代の変化のはざまにある今、人と人との距離感が移り変わる中で、あらためて共感できる価値を持つものになっていると感じています。原作への最大限の敬意を胸に、今の時代だからこそ生まれる「RYUJI」を届けたいと願っています。

水田伸生監督 「RYUJI」名作映画のリメークは、オリジナルに対する「敬意」の表明であり、新たな解釈で新しい命を吹き込む「再創造」であって、決して「模倣」ではありません。この事を柳楽優弥さんと沢山話し合い、43年の時を経て「再創造」する我々の『竜二』の完成型を模索しました。金子正次さんが命を懸けて「創造」した名作映画を汚す訳にはいきません…やっと、たどり着いた新作映画「竜二」を、今年お届けします!

企画・中沢敏明プロデューサー(セディックインターナショナル)この映画をリメークすることは、映画づくりを生業としている者、少なくとも僕にとっては「ロマン」だった。役者といい、脚本(ホン)といい、音楽といい周知の通り、われらをしびれさせ、金子正次の「竜二」は伝説となった。現実的にリメークすることの諸条件においては困難を極め、僕は執念を持って時間をかけ、ここまでこぎ着けた。ジャンルはヤクザ映画なのだろうか? 僕は人間ドラマだと思った。ドラマなら、水田伸生監督に撮ってもらいたい。即決だった。水田監督は期待通り、いや期待以上に仕上げてくれた。「ロマン」が現実となった。主演は柳楽優弥さん以外には考えられなかった。狂気と優しさが入り交じった彼のまなざしで演じる芝居は全てが想像のワンランク上だった。キャスト、スタッフ全員の情熱が集結した作品となったと思う。これは、男も女も泣く映画だ。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2026
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.