
オスカー俳優のブレンダン・フレイザー(57)が2年ぶりに来日し4日、東京・赤城神社で、主演する映画「レンタル・ファミリー」(27日公開、HIKARI監督)で、ヒット祈願に出席した。
同作はオール日本ロケ作。東京で暮らす、落ちぶれた俳優が、レンタル・ファミリーの仕事を通して、自分自身を見つめなおしていく姿を描く、心震える感動作。ブレンダンは、かつてCMで一世風靡(ふうび)したものの近年、世間から忘れ去られつつある俳優フィリップを演じる。
会見冒頭、「25年前の初来日からひそかに、いつか日本で、日本の方と作品を作りたいと思っていた」と明かした。
神社でのヒット祈願を「特別な経験」とし、「役どころのフィリップにも通じる」とした。作中では何度も神社に足を運ぶ瞬間がある。「そこで自分を見つける物語でもあるので、特別な経験をさせていただいた。内なる命を体感できたような気がする」と述べた。
日本での撮影で印象的なシーンには、ハイライトとなる“化け猫祭”を挙げた。「エキストラがボランティアで、何テイクも撮る中、みんな忍耐強く待っていてくれるのが日本ならではで、日本で仕事をすることの象徴的な出来事に感じた」とし、「みんなで作った特別なものとになった」と胸を張った。また、ブレンダンから日本人を「1度人とのつながりができると永遠につながる」と語った。
「この作品にヴィラン(悪役)はいない。世の中のヴィランは無関心だと思う。我々はもっとよく生きていけると思う。そう信じています」とメッセージを送りった。降壇の際、日本語で「お疲れさまでした」とねぎらいの言葉も送った
この日、HIKARI監督、平岳大(51)山本真理(40)ゴーマン・シャノン眞陽、柄本明(77)も登壇した。

