
全盲のシンガー・ソングライター佐藤ひらり(24)が3日、出身地・新潟県三条市の三条市立大学で、校歌「革新の翼」の完成セレモニーに参加した。佐藤が校歌を制作するのは初めて。
同校は21年度に開設された4年制の工学部単科大。3月に卒業する2期生が出来上がったばかりの校歌に送られて卒業式を迎える。
同校では、佐藤について東京2020パラリンピック開会式で「君が代」を独唱するなどグローバルに活躍し、幅広い世代から支持を集めていることを評価。学生と年齢が近く、親近感もあることなどから昨年5月にオファーをした。
佐藤は何度も学校に足を運び、学生から「大学への思い」などを聞き取って作詞作曲した。
◆三条市立大学校歌「革新の翼」◆
▼1番
五十嵐川の流れとともに
この地に流れる技術の息吹
鍛冶の音(しらべ)はぼくらの鼓動
古き土台に未来の希望
地域のすべて学びに変えて世界支える価値を生み出そう
過去を聞き分けみらい見据える
しなやかな心ともに磨こう
古(いにしえ)の言葉の
中に隠れていた
新たな夢の道
切り開く鍵
さあ舞い上がれ
六角凧のように
この地から前へと
追い風受けて
さあ立ち上がれ
心一つにして
ぼくらの手で生み出す未来よ
世界へ届け
▼2番
ともに語ろうぼくらの明日を
大きな夢にも形与えて
自分を見つめ試練を超えてここでの努力は自信に変わる
アカデミックステップ
それぞれの歩幅で
個性大事にして
まだ見ぬ空へ
さあ舞い上がれ
革新の翼で
恐れない心で
先を照らして
さあ立ち上がれ
挑戦も楽しく
ぼくらの手で生み出す未来よ
世界に光れ
さあ舞い上がれ
六角凧のように
次へと受け継ごう
革新の羽
さあ立ち上がれ
自由に羽ばたこう
ぼくらの手で生み出す未来よ
世界を作れ
ぼくらの手で生み出す未来よ
世界へ届け
