
タレントのスマイリーキクチ(53)が11日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)にインタビュー出演。栃木県など各地の中高生の生徒が別の生徒に暴行を加える動画がSNS上で拡散している件に関し、加害者の特定行為が加速していることに警鐘を鳴らした。
この問題をめぐっては、動画の拡散とともに被害者とみられる生徒の特定が進み、名前や顔写真などの個人情報がさらされる事態となっている。キクチは「個人情報をさらすのは正義ではなく制裁」とした上で、「本当に正義の暴走。自分が正義だと思った時ほど、人間って残酷になるんですよ」と語った。また「周りから『いいね』『いいね』もらえると、もっと拍車がかかるので。凶暴化するんです」と述べた。
キクチはかつて、ネット上で殺人事件の関係者などといわれなきデマを書かれ、誹謗(ひぼう)中傷を長年受けた経験があり「実際これ(特定)が終わるかというと、終わらない。むしろ年々悪くなってます」と落胆。「お金が稼げるシステムになってから、正義と稼ぎが、稼ぎが上になってしまった。(SNSなどにおける表示)回数が増えれば小銭が入って来ちゃうので。これが本当に正義なのかなって」と疑問を投げかけた。
