
俳優中村雅俊(74)、田中健(74)が11日、大阪市の大阪ステーションシティシネマで、映画「五十年目の俺たちの旅」の公開記念舞台あいさつに登壇した。
「俺たちの旅」は1975年に日本テレビ系列で放送された昭和の青春を象徴するドラマシリーズ。今回が初映画化で、カースケこと津村浩介役で主演する中村が映画初監督を務めた。
中村は「健ちゃんと俺とでしょっちゅうワイワイ楽しいんだけど、50年の年月の中で“青春ものの金字塔”みたいな言い方をされて、すごくうれしい誤解。映画化されるのは皆さんが『俺たちの旅』を愛してくれたからこそ成立した。改めてありがとうございました」とファンに感謝した。
初監督として、ロケハンを2回は行うなど入念に準備を進めたが、いざ、撮影してみると「反省ですよ。監督してると、自分の芝居って見てないんですよ。『カット』って言って、自分で客観的に見て『OK』ってするんだけど甘いんですよ。自分の芝居に厳しくない。『はい、OK』って言っちゃう。後で編集でつなげるときに『あれ? 俺の芝居が』って不満が出てくる。撮影の現場ではOKしてるけど、決断が正しいかその場では分からない」と困惑もしたという。
それでも、田中から「評判が良い」と聞かされ、にっこり。映画「ホワイトアウト」などを手がけた若松節朗監督や、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」などで脚本を務めた岡田惠和氏からメールで「よかった」と言われたことを喜んだ。
田中も、9日の公開初日は「寝れなくて早く起きちゃって。かみさんと8時半の回から観に行った」と初回上映から観たことを告白。「もうね、最初の音を聞いただけで涙がどー。隣にパッとハンカチ出てきて、かみさんが『もう泣くの?』みたいな」と涙腺崩壊だったことを明かし、中村から「幸せのシーンじゃないですか」と笑っていた。
