
TBS系報道番組「報道特集」(土曜午後5時半)は10日の放送で、米国がベネズエラに軍事攻撃を仕掛け、マドゥロ大統領を拘束し米国内で裁判にかけようとしていることについて特集した。
番組では、ベネズエラ首都カラカス在住の日本人や、日本在住のベネズエラ人などに取材。米国によるマデュロ大統領の拘束に賛否がある状況を伝えた。またトランプ大統領がベネズエラ船舶による「麻薬密輸」を攻撃理由としていたことについて、同志社大の三牧聖子教授は、他にも大規模な流入先となっている国家があるとして「本質的な理由出ないだろう」と指摘。石油利権獲得を目的としていることにも言及した。
日下部正樹キャスターは「ベネズエラについて、トランプ大統領の発言というのは本当にコロコロ変わっていて、でも結局のところ、軍事作戦はアメリカの経済的利益のためだということを、今は隠してないわけですよね。国際法、国連憲章に反していることは明らかなのに、国際社会はアメリカに遠慮してなんでしょうか、事実上黙認する形になってしまっています。高市総理も軍事行動については言及を避けているんですね」と言及。「日本は自由や民主主義、法の支配という普遍的価値観をアメリカと共有しながら同盟国として歩んできたわけです。その普遍的価値観が岐路に立っている時に、日本は何も言わなくていいんでしょうか、はっきりとモノを言わなくていいんでしょうか。昨日まで『力による現状変更は許さない』と言っていた国々が押し黙っている現状に、ほくそ笑んでるのは決してアメリカだけではないと思います」と持論を語った。
