
東宝は10日、23年の「ゴジラ-1.0」で、翌24年の第96回米アカデミー賞でアジア初の視覚効果賞を受賞した山崎貴監督(61)が再び製作する「ゴジラ」の新作「ゴジラ-0.0」(ゴジラマイナスゼロ)が、11月3日に公開することが決定したと発表した。
また同6日から北米でも公開が決定。日米の公開日決定を祝して、最新ビジュアルが解禁された。タイトルは、25年11月3日に発表されていたが、同日は1954年(昭29)に第1作の「ゴジラ」(本多猪四郎監督)が公開された「ゴジラの日」とされている。
新作の製作は、1年前の24年11月1日に日本テレビ系「金曜ロードショー」で地上波初放送されたエンディングで、衝撃の臨時ニュースとして発表された。「ゴジラ-0.0」のタイトルと同時に、脚本・VFXも担当する山崎監督直筆による荒々しく書かれたゴジラ新作のタイトルロゴも解禁された。世界中にゴジラ大旋風を巻き起こした前作同様同監督が書いたロゴ以外、その意味、公開日やストーリーなどの情報は全く解禁されることなく、謎に包まれたままだ。
「ゴジラ」は、製作・配給の東宝が1954年(昭29)11月3日公開の「ゴジラ」(本多猪四郎監督)から「ゴジラ-1.0」まで30作を製作、配給してきた。「ゴジラ-1.0」の撮影は22年3~6月に終え、VFXを製作し、本編は23年5月に完成。日本国内では、1954年(昭29)の初代「ゴジラ」(本多猪四郎監督)の公開日と同日の23年11月3日「ゴジラの日」に公開された。主演の神木隆之介(32)が、戦争から荒廃した日本に生還も両親を失った敷島浩一を、浜辺美波(25)が焼け野原の戦後日本を単身で強く生き、戦争帰りの敷島と出会う大石典子を演じた。敷島はゼロ戦の操縦士で、機体に不備があると偽り特攻を回避したが、ゴジラに襲われながらも生き残る。悔恨の念を抱き帰京すると、他人に赤ん坊を託され身寄りもない典子が自宅に押しかけ、血縁がないながらも、ようやく生き直そうとしている中で東京に上陸したゴジラに典子が襲われ、最終的にゴジラ討伐作戦に参加する物語。「ゴジラ-1.0」はラストで、その先につながるような描き方がなされたが、今回の新作に、どうつながるかは不明だ。
「ゴジラ-0.0」のタイトルは、3日に東京・TDCホールで開催された「ゴジラ・フェス2025」で発表された。山崎監督は、1年前の同イベントに登壇。新作を製作すると発表後、初の公の場で「放送の終わりにも言いましたが…『ゴジラ』の新作を撮ることになりました!」と改めて宣言したが「あのねぇ…今日、何を言いに来たかというと、これ以上、発表できないと言いに来ました」とだけ言い、詳細は明かさなかった。
