
昨年12月24日に92歳で死去した、初代林家三平さんの妻でエッセイスト海老名香葉子さんのお別れの式が9日、東京・東叡山寛永寺で開かれ、約1000人が参列した。喪主の長男林家正蔵(63)は、きょうだい4人が集まり、ジングルベルの歌で香葉子さんを見送ったことなどを明かした。次男林家三平(55)は「日本一のおふくろ」とたたえた。
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漫画家のちばてつや氏(86)が弔辞を読んだ。「時忘れじの塔」に集う会に出席した時を振り返り「かよちゃん。90歳になったばっかりのころはあんなにお元気だったのに、突然の別れ、びっくりしています」と語りかけた。「それにしても香葉子姉ちゃん、本当に波瀾(はらん)万丈の人生でしたね。作家として、エッセイストとして、林家一門のおかみさんとして大活躍。あなたが育てたお弟子さんたちは日本中で頑張ってますよ。安心してゆっくり、心置きなくお眠りください」と語った。ちば氏と香葉子さんは満州からの引き揚げ者の思いを描いた書籍「大大陸に陽は落ちて」を出版している。
